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(1) Kearney PM et al. Do selective cyclo-oxygenase-2 inhibitors and traditional non-steroidal anti-inflammatory drugs increase the riak of atherothrombosis? meta-analysis of randomised trials. BMJ. 2006 June 3 ;332:1302–1305.
プラセボと比較してCOX-2インヒビターは、心血管イベント(主にMI)のリスクを有意に上昇させた(年間発生率1.2% vs 0.9%、[RR]1.42:)。一方、COX-2インヒビターと他のNSAIDを比較した試験では重篤な心血管イベントリスクは概ね同等であった。実際、プラセボと比較して、ナプロキセンではイベントの有意な増加は認められなかったが、イブプロフェンやジクロフェナックではイベントが増加した。
セレコキシブについては、用量の項で高用量では心血管イベントリスクが上昇する傾向が認められたと記載されている (trend P = 0.03)
。 従って200mg以下の使用では他のNSAIDsと比べて特に心血管リスクを危惧させるようなところはないが、400mg以上ではリスクが懸念される。
(2) Scott PA et al. Non-steroidal anti-inflammatory drugs and myocardial infarctions: Comparative systematic review of evidence from observational studies and randomised controlled trials. Ann Rheum Dis. 2007 Mar 7; [Epub ahead of print]
コキシブ系NSAIDs、従来のNSAIDsの心筋梗塞リスクを評価するために、ケースコントロール試験、コホート試験、関節炎や大腸ポリープを対象にした比較ランダム試験のメタ解析が行われた。
ランダムイフェクトモデル、固定イフェクトモデルなど
RESULTS:
・14本の ケースコントロール試験:ランダムイフェクトモデル、固定イフェクトモデル解析方法が行われ、ランダムイフェクトモデルではナプロキセン、イブプロフェン、ジクロフェナック、セレコキシブ、ロフェコキシブ全てオッズ比は1をまたいでいた。固定イフェクトモデルではセレコキシブのみが1をまたいでいた。
・6本の コホート試験ではロフェコキシブが相対危険度1.25であったが、セレコキシブは1に接する95%CIで大丈夫であった。
・4本の大腸ポリープを対象にした比較ランダム試験ではアスピリン・セレコキシブ、ロフェコキシブともにリスクを上昇させていた、
・14 本の関節炎を対象にした比較ランダム試験では、全体としてコキシブは他のNSAIDsと比較してもプラセボと比較しても有意にリスクを上昇させたが、セレコキシブについては、プラセボとの比較は発生数が少なく解析対象外で、他のNSAIDsとの比較では相対危険度1.4も有意さなし。
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