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Ligeiro D et al: Influence of human leucocyte antigen-DRB1 on the susceptibility to rheumatoid arthritis and on the production of anti-cyclic citrullinated peptide antibodies in a Portuguese population. Ann Rheum Dis 66(2):246-8,2007(ポルトガル).
141例のRAと150例のコントロールを対象にHLA-DRのタイピングと抗CCP抗体測定が行われた。その結果、HLA-DRB1*04 とHLA-DRB1*10 はRAと相関していた。また抗CCP抗体もHLA-DRB1*04/10と関連していた。HLA-DR shared epitopeと抗CCP抗体産生の相関をコンファームしている論文である。
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Vander Cruyssen et al: Prediction models for rheumatoid arthritis during diagnostic investigation: evaluation of combinations of rheumatoid factor, anti-citrullinated protein/peptide antibodies and the human leucocyte antigen-shared epitope. Ann Rheum Dis 66(3):364-9,2007(ベルギー).
分類不能関節炎からRA発症リスクの数値化に関する論文はvan der Helm-VanmilがA&Rに報告している*。このような解析もできたはずだが、この論文でCruyssenらはリウマトイド因子測定、抗CCP抗体(anti-pepA:INNO-LIA RA, Innogenetics)、HLA-DRを測定しこれらの測定意義を多変量解析により検討している。
1003例のRA疑い症例を前向きにフォローしたところ、1年後には144例がRAと診断され、629例がnon-RAと診断された。ロジスティック解析の結果、HLA-DRと抗CCP抗体を組み合わせることの有用性は低かった。
一方、Plot of the predicted probabilitiesで明らかに示されているように、リウマトイド因子にHLA-DRの結果を付け加えてもRA診断には少しの意義しかないが、リウマトイド因子に抗CCP抗体測定を追加することの意義は大きかった(特にリウマトイド因子のタイターが低い場合)。手指関節が一カ所以上腫れてる場合は、中等度程度のリウマトイド因子の影響が大きくなっていた。
本邦でも抗CCP抗体が測定可能になり、リウマトイド因子が陽性の場合に抗CCP抗体を追加測定するべきかどうか迷うことがある。Cruyssenの報告によれば、関節所見が顕著でない場合はリウマトイド因子が弱陽性〜中等度陽性までであればが抗CCP抗体の追加測定は大きい。手指関節が腫れているような場合には(>a priori chance is higherの場合)、リウマトイド因子測定結果の意味は大きくなるが、抗CCP抗体測定の意義はやはり大きい。
*van der Helm-Vanmil, et al Breedveld FC, Toes RE, Huizinga TW. A prediction rule for disease outcome in patients with Recent-onset undifferentiated arthritis: How to guide individual treatment decisions. Arthritis Rheum. 2007 Jan 30;56(2):433-440 (オランダ、Leiden大学)
van der Helm-Vanmilらはロジスティック解析により、分類不能関節炎から関節リウマチ発症を予測する独立した変数として*、性別・年齢・関節症状の局在・朝のこわばり・疼痛関節数・腫脹関節数・CRP値・リウマトイド因子・抗CCP抗体を同定し、RA発症を予測する計算式を作成している。
(*骨びらんは年齢、腫脹関節数、リウマトイド因子と相関があることと関連してか、多変量解析では独立した変数とはみなされず最終モデルから脱落している。SEは抗CCP抗体との関連から最終モデルから脱落。PTPN22はRAとUAともに関連することが知られており、予想通り予測には貢献せず)。
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