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Isotype distribution of ANTI-CYCLIC citrullinated peptide antibodies in undifferentiated arthritis and rheumatoid arthritis reflects an ongoing immune response. Arthritis Rheum. 2006 Dec;54(12):3799-808.
抗CCP抗体は早期RAのみならず、分類不能関節炎UA(Unexpalined arthritis)段階のRAや発症前のRAにおいても少なからぬ割合で検出され、RA診断における有用性が期待されている血清診断法である。一方、抗CCP抗体が認識している自己抗原(関節リウマチ患者内に存在し、抗CCP抗体産生を促しているシトルリン化抗原)はまだ同定されていない。
オランダのToes、Huizingaらは種々の病期のRAにおいて抗CCP抗体の免疫グロブリンアイソタイプ(IgM,IgA, IgG1-4)を測定した。IgA, IgM anti-CCPは(おそらく意外にも)IgG anti-CCP Ab陽性の検体でのみ検出された。また、UAに比してRAの方がより多くのアイソタイプ数の抗CCP抗体を有していた(中間値で 5アイソタイプ(RA) vs 4アイソタイプ(UA))。また、IgM, IgG2, IgG3をはじめ全体にRAの方がUAよりも抗体価は高値であった。
IgM型反応に関して:一般の免疫反応では初期応答であるIgMレスポンスが減じてIgGにスイッチする。しかし、RAにおいては、IgM型抗CCP抗体はUAや早期RAのみならず、完成したRAでも検出された。従って、RA患者においてはin vivoでシトルリン化自己抗原が継続して存在し、シトルリン化抗原に対する初期免疫応答機転(骨髄からのIgM型B細胞のリクルート)が持続していると推測される。
IgG4型レスポンスに関して:一般にIgG4は免疫後長期経過時に出現するが、RAにおいては早期RAでもこのアイソタイプのanti-CCPが検出された。これはRAにおいては発症前から既に長期にわたりシトルリン化自己抗原に暴露されていたことが示唆される。
なお、それぞれのアイソタイプの抗CCP抗体はキット(Euro-diagnostica社)の抗原プレートを流用して測定している。また、IgM型anti-CCP測定にあたっては、リウマトイド因子の影響が問題になるが、IgM型anti-CCPは固相化されたIgGでは吸収されず、またanti-CCP(−)リウマトイド因子(+)血清の添加の影響も受けなかったので、リウマトイド因子の干渉はなかったと結論している。
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