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今日は、2回目の”World Rabies Day (世界狂犬病予防デー)”。昨年と違う日にちだと不思議に思いましたが、9月のどこか1日を選ぶことになっているのだそうです。
日本ではあまり馴染みのない病気ですが、世界では年間55000人以上の人が犠牲になっていて、10分に1人という計算になるそうです。
犬にかまれなければ大丈夫だと思っている人もいるようですが、狂犬病ウイルスは全ての哺乳類に感染しますし、犬の足でひっかかれても(犬はよく自分の足を舐めるので)リスクがありますし、傷のある皮膚を舐められてもリスクがあるとされています。
初期の診断はなかなか難しく、発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛という非特異的なもの・・・渡航歴を聞かなければ、鑑別診断に上げることも難しいのが現実です。
感染した後、ワクチンの暴露後接種を受けずに生存したという報告はたった1例だけで、NEJM(Rodney E. WilloughbyらのSurvival after Treatment of Rabies with Induction of Coma, 2005.Volume352:2508-2514)に掲載されていますが、ケタミン、ミダゾラムなどを使って脳の機能を抑制し、リバビリンなどを併用して成功しているというところが学問的に興味をひかれるところです。・・・この報告に続いた事例では失敗に終わっておりますが、何が違っていたのか、機会があれば詳しく調べることができればと思っています。
←”World Rabies Day”にちなんだ商品は、ポスター、カレンダー、洋服、マグカップ・・・など、かなり種類が多いのですが、今年はマウスパッドを買ってみました。我が家の「鉄」の、数十年に及ぶ時刻表その他のコレクションに比べると、種類も量も遠く及びませんが、こういうグッズを買うのが好きです。
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コメント
コメント一覧
WRDご参加、お疲れさまでした。
日本海側に住む私は、スルーしちゃいましたが・・・。
日本人の危機感の無さか、昨今のペットブームと言われるなかなのに、狂犬病接種率が今ひとつあがってない事を、一獣医師として嘆かわしく思ってます。
ペット先進国と言われる中では、日本人ほど純血種にこだわるのも珍しいと聞きましたが、やはりブランド志向、ブランド品に傷つけたくない、うちのブランド品が人を咬むなど悪さをする訳が無い、と言った感じなのでしょうか。
自分とこの犬が人を咬んでも、手を出した相手が悪いという飼い主も(極一部ですが)います。りっぱな咬傷事件だからと説得し、保健所に届け出させますが。
最後の日本での発生例が昭和30年代で、それが「猫」での報告というとこに若干のひっかかりはありますが、日本国内では基本として「犬」にのみ接種する事になってます。とある米国人には「日本は犬だけだから、いいね」などと言われた事もありました。
病名に「犬」という漢字が入っているのも犬だけの病気と勘違いさせる原因にもなってるんでしょうね。
以前、狂犬病で亡くなった方(お子さん)の記録映像を何本か見た事があります。日本人の方も含まれてます。こういったものを一般の方も見れるようにすれば、日本人の危機感も上がるんでしょうけど。個人情報の意味から言って絶対無理か。
いきなりの長文、失礼しました。
国内での狂犬病の発生がないためか、犬に対する狂犬病の予防接種率が低いことは、本当に嘆かわしいと思っています。以前、保健所で仕事をしていたときに、その管内では接種率が80%前後で、しかも年々低下している現状を何とかできないものかと獣医師の先生たちと話し合いを持ったことがあります。
島国とは言え、いろいろなものが海外から入ってくる中、一般市民の皆様の危機感の無さが気になります。
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