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今年度から新たに、臨床研修医に「Health and Human Rights」という講義をすることにしました。ただの思いつきでやってみようと思い、講義の準備をしましたが、奥が深すぎて、話し出すと、時間内に終わらなくなりそうでしたので、今回は、いくつかの感染症にターゲットを絞ってお話をしました。・・・それでも、盛りだくさんです。
今日は、試行的に、「HIV/AIDS」、「ハンセン病」、「結核」、「SARS」を取り上げてみました。
「ハンセン病」を取り上げたのは、職場に送られてきた、「ハンセン病を正しく理解する週間)6月24日~30日)」を見て、思い立ったのですが、この病気に対する差別と偏見の歴史はとても深いです。”Hansen's Disease Discrimination and prejudice”でググると、89000くらい拾えますが、未だに差別や偏見が根強く残っていることに、人の心を変容させる難しさを感じてしまいます。
ところで、”Harverd Asia Quartery”に、”The End of Isolation: Hansen's Disease in Japan ”という記事が載っていて、日本は、韓国や台湾で隔離政策をやめてからも、長らく隔離政策をとってきたという恥ずかしい事実が載っています。日本が遅れた3つの理由の1つに、「隔離政策を主張した医学の専門家の影響が強かった」ということが書かれています。確かにそういう専門家は多かったのでしょう。 でも、その意見に最後まで反対した小笠原登先生のような人もいたのだから、日本も捨てたものではないと思うこの頃。 私は、自分が学会を追放されてまで、正しいと思う主張を通すことはできないかもしれません。それだけに、私が尊敬する人物のひとりです。
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