あまり、一つの場所に長く居た事がありませんでした。
大学病院にいたころは、最長が2年半でした。
転勤・出向・転勤・出向の連続で、
なじみの引っ越し会社もあるぐらいでした。
今の病院に努め始めてから、5年が経ちます。
がむしゃらで走って来た5年間、
外国で働く事の難しさ、医療通訳の怖さ、
常に忘れないようにしながら。
最近、『これでいいのか?』と思い始めて。
これ以上、私自身が伸びない気がして。
こちらでの生活は、難しいところ、嫌いな風習が山ほどあって、
でも、日本は日本で大変。
わけのわからない、有効に生かされていない税金等の徴収、
増え続ける犯罪。
そして、いつの間にか私は、
日本とこの国の、嫌な所ばかりを比較して、
少しでもマシな方を選ぼうとしていたのです。
もう一人のピィが、私にささやきました。
『悪い所を比べるのではなく、
いい所を比べようよ。。。』
どうして、こんな簡単な事に気づかなかったのでしょう?
さっき、2階の廊下から外を見たら、
隣の田んぼの上を、影が走って行きました。
昨夕の夕焼けは、それはホントに奇麗で、
入院している患者さんを一緒に、
しばらく眺めていました。
1日ひとつ、素敵な事を見つけていきたいと思います。
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私は知りません。
『私は知りません。』
この国に来て、この言葉が嫌いになりました。
どこでもかしこでも何らかの苦情に対して、
この言葉が返ってくるのです。
そして、謝らないのです。
そこに、明確な証拠があっても。
かなり以前の話ですが、
上司がいきなり私の部屋に怒鳴り込んで来たことがあります。
明らかに、100% 私の関与するところではないのですが、
なんせ対象者が不在、火の粉は私に降り掛かりました。
本当に、わからなくて。
本当に、知らなくて。
でも、『私は知りません。』の一言を言いたくなくて、
気がつけば、涙が滝のように、ダーーーーーッと溢れ出しました。
そこで、助け舟を出してくれたのは、たまたまそこにいた現地のスタッフ。
私をかばうように肩を抱きかかえ、
『彼女は前々関係ないんだから、彼女を責めるのは、筋違い』と抗議してくれました。
実は、これ凄い事なんです。
なんたって、ここは発展途上国、
上司に逆らえば、その日のうちにクビが飛ぶ事も珍しくはありません。
まぁ、その前に、私の滝のような涙に腰を抜かした上司は、
『俺は怒ってないんだよ、怒ってないんだよ、ちょっと聞いただけなんだよ。』とあたふたと、
引き上げて行きました。
私が、職場で泣いたのは、この時と、後に1回だけです。
その話は、また後日に。
ところで、これもかなり以前の話ですが、
在住の日本人の女性が、一人の現地の女の子を連れて病院にやってきました。
家の事情で引き取って面倒みているとのこと、
まだ、キャラクタープリントのシャツと顔に残るあどけなさが印象的です。
日本人女性曰く、
『ここ数日、具合が悪そうで、食もすすまないんです。
でも、何でもないって言うし。
今日は、無理矢理連れて来たんですけど、
実は、女の勘なんですけど、この子、妊娠してるんじゃないかと思って。
親御さんから預かっている以上、私にも責任があるので、
こちらで検査をお願いしたいんです。』
まぁ、無理矢理検査と言うわけにもいかないので、
彼女と話をしてみることに。
でも、彼女は心外といった感じで、
『私は、子供ができるような、はしたないまねはしたことがありません。』と断言。
身の潔白を照明する為に、自らも検査を希望するという事で。。。
まずは、尿検査。バッチリ陽性です。
それでも彼女は
『何かの間違いです。私は知りません。』と言い張ります。
それではと、彼女の同意を得て、超音波検査をすることになりました。
。。。。え〜っと、じたばた楽しそうですが、赤ちゃんが。
あのね、赤ちゃんがいるよ。
『私は、知りません。』
でも、ホラっ、ちょうど今、起きてるとこだよ。
『私は知りません』
赤ちゃんが、手を振ってるよ、お母さんコンニチワ〜〜って。
『私は知りません』
あっぱれです。
そのやり取りを聞いていた、同伴の日本人女性は頭を抱えてます。
その後、どうなったかはわかりませんが、ふと、たまに思い出すのです。
もしかしたら、日本でも既に、同じような事が当たり前になっているのでしょうか??
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ときどき、自分の勤務先の病院の名前と
『旅行記』でググッてみると、
旅行先でご病気になって、
診察を受けられた方の記事を拝見する事ができます。
もし、辛口コメントな場合、反省材料に、
とは思うのですが、 ありがたい事に、まだ大丈夫です。
今日、初めて見かけた方のブログ。
『日本語の上手なスタッフがいたので助かりました。』
そっか、お力になれて良かったです。 って、オィ!!?
だよね、やっぱし。Σ( ̄□ ̄;)ガーン
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先週の事ですが、仕事で帰国しました、でも一泊。
日本行きのフライトでの足のむくみも引かない内に、
とんぼ返りのフライトです。
朝、入国して午前中に仕事をすまし、
電気屋が立ち並ぶ界隈でホェ〜〜、としながら
ぶらぶらしてたのですが、
いきなり、おばちゃんにアンケートをお願いされるも、
道の真ん中で、車が来てたらしく、おばちゃんに、
『危ない!!』とドンと体を押され、
結果的に、おばちゃんとピィとクロスする形で、
道路のあっちとこっちに。
とりあえず、気にもとめず、押された体の向きのままに
目の前の電気屋さんに入りました。
んでもって、その後、店を出たら、また、別のおばちゃんが
『アンケートお願いしま〜す。』
よっし、いっちょ頑張ってみるか♪と
アンケート用紙を覗き込むも、フリーズするピィ。
だって、1問目が、
日頃利用するファーストフードのお店の一覧と
その利用回数だったんだもの。
田舎海外に住んでるピィなので、
マクドナルドとケンタッキーまではわかるのですが、
それ以降に続く、たくさんのファーストフード店名が
ちんぷんかんぷんです。
たっぷり、5秒悩んだあと、
『え〜と、私、海外に住んでるもんで。。。』
おばちゃん、ピィの返事を途中まで聞いただけで、
『ごめんなさいねぇ〜〜』といいながら去っていきました。
おばちゃぁぁぁん、一言だけ言わせて。
多分、絶対、勘違いしてると思う。
日本で、外国人に間違われたの、2回目だけどさ。
決めつけるってどうよ??
あっ、1回目はねぇ、
『もう、日本は長いんですか??』と聞かれたっけ。
長いよ、その時点で、もう、んん十年。
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