なんだか、いろいろ、嫌な事件が続いてます。
よくわからない裁判のニュースもたびたび耳にします。
例えば、、最近の 恩師の傷害なんて、体型をからかわれた、、というのが原因のようです。
客観的に考えたら、教えてもらった、お世話になった部分のほうが大きいでしょうに。
また、教師批判がでてくるのでしょうか?
主観的には、”踏まれた人の痛さは、踏まれた人にしか解らない”のかも知れません。その人にとっては、十分にひどい事のように感じたのかもしれません。
でも、どうして許せなかったのかと、どうしてそこまで、恨みを膨らませてしまったのかと、、思うのです。
いろいろな人、事、を許せない気持ちは、青葉も解ります。 いろいろと、許せなくて、事実を飲み込めなくて、 眠られないくらい、悶々と悩む事が、よくありますから。
自分を癒すテクニック、、とか、上手に主張するテクニック、、 などもあります。 みんなが同じ方法ではできる訳ではありませんが。でも、ある程度学習はできるかと思うのです。
人を許すテクニック、、っていうのも、 どうでしょうか?
繰り返し、学んでいく事はできないでしょうか。
すこし、すこし、余計な事件や裁判が減るような気がするのですけれど。
気のせいでしょうか?
相変わらず、年甲斐もないアイディアでしょうか?
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普段でも患者さんの家族に病状などを説明しても、なかなかその通りの理解はしてくれません。
家族もネットなどで、いろいろと調べてくる時代ですが、、
解剖もわからないし、生理学もわからないだろうし、
いまいち、根本的な理解は、難しいかな、と思います。
最も、私たちも、他の科の知識は、大学卒業と同時に、年々薄れていますから、にたようなものですが。
医療の専門家ではない、警察官が、
専門家に聞いたとしても、その場限りの知識で調べて、、
基礎知識もないのに、
きちんと調べることができるのか、
甚だ疑問でした。
http://www.asahi.com/politics/update/1129/TKY200711290369.html
「医療事故調」実現へ 警察関与、重大事のみ 与党案
2007年11月30日09時05分
医療事故をめぐる訴訟や刑事事件の頻発が医師不足の一因とされていることを受け、政府・与党が検討していた医療版「事故調査委員会」制度の原案が29日、明らかになった。医療界の意向を反映して「医療関係者の責任追及を目的としたものではない」と位置づけ、警察による医療死亡事故の捜査は「故意や重大な過失のある事例に限定する」と記したのが特徴だ。来年の通常国会に関連法案を提出、野党の賛成も得て成立させ、09年度中にも制度をスタートさせたい考えだ。
原案は自民党の「医療紛争処理のあり方検討会」が厚生労働省と法務省、警察庁などと協議してまとめた。これを基に厚労省が法案化する。
原案によると、「国の組織」として「医療安全調査委員会」を設置する。同委は運営方針を決める中央委員会と、ブロックごとの地方委員会で構成。医療死亡事故の届け出は地方委が一元的に受け付け、「調査チーム」が死因や事故原因究明にあたる。チームは医師や法律家、遺族の立場を代表する人などで構成。「調査報告書」を医療機関と遺族に通知し、個人情報以外は公表して再発防止に役立てる。
焦点だった医療事故への警察の関与については「刑事手続きは悪質な事例に限定するなど、謙抑的に対応すべきもの」と記した。地方委から警察への連絡は「明らかな過失による死亡事故等に限定する」とした。
現在は、医療機関の説明に納得しない遺族は、民事裁判や刑事告訴を通じて死亡に至る経緯を知ろうとする例が多い。新制度により、訴訟が減ることを期待。調査報告書は、医療機関と遺族の和解や調停、示談などにも「活用できる」とした。
新制度は「原因究明には医療の知識がある者が携わるべきだ」との医療界の声や、福島県で06年2月、手術中に患者を死亡させたとして産婦人科医が逮捕され、その是非が論議を呼んだことも踏まえ、専門家が航空機や鉄道事故の原因調査を行う「航空・鉄道事故調査委員会」をモデルに検討された。
すこし、希望でしょうか。
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時々、倫理と管理のすきまにおっこちて、びちゃびちゃ、じゃぶじゃぶになっています。
例えば、、、せん妄の強い患者さんにあたったとき。
医師としての倫理は
暴れてしまって危ないけれど、、患者さんの人権侵害だから、縛ったりしちゃいけない、誰かがずっとついて、危ない事がないようにする、、、自分だって、縛られたら嫌なので。
安全管理としては、
ベットから落っこちて、転倒、骨折でもされたら、大変。人手もないし。。胴抑制、四肢抑制、、、柵で囲む。まあ、手足をひもでベットにしばったり、装具で、からだが動かないようにしたり、、、します。
落ちて骨折でもしたら、ご本人が、大変ですから、と家族に説明をして。
なにかあれば、自分や、病院が訴えられて、億のお金が飛ぶ時代ですから。
倫理と管理はときとして、水と油です。
安全管理が優先になっていて、倫理は、どこかにふっとんでいます。
管理を考えるとこれでいいんだけど。。。
倫理として、ヒトとして、イシとして、、、これでいいのだろうか、、、と、たくさんのストレスを抱え込むのです。こんな事したら、人でなしかも、、、と。
こういう病院のなかのヒトとしての悩みを解決するために、倫理コンサルテーションというものがあるのをしりました。倫理調整員という仕事もあるようですし、すこしずつ、法と倫理の間の架け橋になるものが、でてきているのかな。
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だいぶ前の話です。
Zさんは、外来通院中でした。私が外来担当でした。病気の状態で、週に一度は通院が必要でした。経過はながく、根治する病気ではないけれど、はたまたすぐに亡くなる病気でもありませんでした。治療薬で食欲がおちたり、薬疹がでたりと、生命に別状はないものの、いろいろと本人もご家族も大変でした。
私は、そそっかしいほうです。そんな、Zさんの、食欲がおちて中止したはずの薬をも一回だしてしまったり、診察前の検査の一部が抜けていたり、、、。外来もかなり混雑していて、なかなか時間にはすすみませんでした。
そんななかで、一緒にこられる家族が、毎回、毎回、すこしずつ、私に対しての不信感を育てていたようでした。きつく咎められると、不思議とまた、同じ人相手になにかおこしたりします。
待たされた、、中止したはずの薬がまたでた、、診察前の採血を忘れた、、一回、一回は、まあ医者なら80%が経験するような小さいミス、と思います。命に関わるミスではなかったのです。でも、この一つ一つが、病気という不安の畠に不信感の小さな種がまかれ、すこしずつ、水をやり、栄養をやり、、、、結果としては、大きな”不信感という花”を咲かせました。ご家族は、たくさんの不満をナースにこぼし、他院に移っていきました。ご本人は、担当医は私でいいとおっしゃって下さいましたが、、。
このくらい、、まあいいか、の小さいことの積み重ねで、不信感も育つし、、小さいことでも上手に育てると、信頼感、信頼関係もできるのだと思います。
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先日の初診外来のこと。
初診外来は、どういう患者さんが紹介されてくるかもわかない。初めて会う方にどういう病気が隠れているかもわからない。紹介元の医師の診断とは大幅に違うこともある。どういう性格の人かわからないなりに、性格や背景を一つ一つ探るように話をする。紹介されてみて、即、緊急のこともあり、数がそんなに多くなくても、芯まで疲れることもある。
その日は、同じ院内の、A科から、Bさんが紹介された。ある検査の依頼だった。検査の方法など説明していると、、Bさんが、西の方の言葉で、かなり強い口調で、
”A科でやった検査、せっかくやった検査なのに、こんなに時間がかかって、結果がないんやって。痛い思いで受けたのに。ヒドいことしやがる。検査できなかったすみませんって、事務の人からお金がかえってきた。医療ミスや!!”
カルテなど確認しても、なにかおかしな結果はない。担当医に確認すると、ある検査で結果が出なかったとのことだった。ある種の検査は、どんなにきちんとした方法で行っても、結果がでないことがある。これは、検査の性質上のものであり、誰かのミスではない。一つの検査で、診断する訳ではないし、かわりもいろいろある。
こちらも、”んなことで医療ミスと言われるわけ?”と怒りで、手がぶるぶる震えながら、以上のような内容を説明した。また、事務の人は”説明不足ですみません”という意味であった。Bさんは、納得はしてくれた。
すこし時間がたって、もう一度話しをすると、”病気だって診断されて、いろいろ説明されてもよくわからんし、なんだか、ひとつひとつ結果でるまで時間はかかるし。本当にそんだけ必要なのか、誤魔化されてるんか、、、。”
乱暴な言葉と態度は、病気や検査への不安の裏返しだった。
最近、たくさんの報道で、”医療ミス”という言葉を聞き慣れて、たくさんインプットされて、とっさに出てきた言葉なんだろう。医療ミスという言葉への敷居が大変に低くなっている、と感じた。
そして、どこまで、限られた時間のなかで、説明すればよいのだろう。患者さんの元気になった顔、症状がとれてよかったという笑顔や声を糧に仕事をしているけれど、、、、時々、途方にくれる。
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最近、誰にというわけじゃないけれど、窓口などで、執拗に苦情をいっている患者さんとか、その家族を見かけることが珍しくなくなった。
入院患者さんでも、別にだれかが悪いことをしたわけじゃなあく、当然の成り行きで、病気が悪化した場合でも、気持ちのやり場がないのか、家族から、理不尽かなーと思うような、クレームをつけられることもある。
”となりのクレーマー”という本をみつけた。中公新書ラクレからでている。デパートの苦情処理係りを長く勤めた、関根眞一さんの体験期と、クレームに対しての対策攻略。
でてくるクレーマーが、現実にあったことのようですが、理不尽、というか、常識では、考えられない感じです。だから、クレーマーというんでしょうけど。何年もたった服が虫に食われたから取り替えろ、、とか、5回はいただけの靴下に穴が開いたから、取り替えろ、、とか、つり銭が”2円”違うから、、、とか。販売業界も大変だなーと思った。
デパートのクレーム処理が、こちらの業界のクレーム処理とイコールではないでしょう。でも、いろいろと、理不尽と思われる主張をする人が、確実に増えているのは事実のようです。どういう場合でも、どんな理不尽そうな場合でも、そうなるまでの過程があるので、”相手の気持ちになって、、”というのが大事みたいです。
なかなか、参考になりました。
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10年以上前、私もひよこから、すこし成長したくらいのころ、
いろいろな悪性腫瘍の抗がん剤治療をするチームにいました。
治る可能性の病気もあれば、
とりあえず、延命?がのぞめそうなのもあれば、
可能性をためしている、座して死をまつのがいや、、、というの、、、も。
朝、上司達が外来にでる前にみんなで回診、
日中は、病棟は、ひよこと、若鶏でみていて、
夕方、その日のことを報告しがてら、みんなで回診、、、でした。
小さな検査であっても、ちょっとした点滴の変更があっても、、
何回でもいいから、だれかとだぶってもいいから、
患者さんにわかるように知らせなさい、、、という上司でした。
”ちょっとした連絡もれが、報告のもれが、患者さんと溝を作るよ、
それが、後々のトラブルの原因なんだよ、、。”
夜は、ひよこなどの若手の回診。
夜、消灯ちかくなったころ、しーずかにまわりました。
くらくなると、急に自分の病気の先行きが、お金が続くか、のこした仕事が、自宅が、子供がちゃんと学校にいっているか、たくさんの心配事が
でてきて。ものすごく不安が強くなったり、涙ぐんだり、死にたくなったり。
若手で、ベットの周りのカーテンから、音はしないけれど、カーテンにノックをして、しずかに中に入っていって、お話をしたり、ただそばにいたり。
寝顔をみてカーテンからでてくることもありました。
日中は、すこし強がっているヒトも、夜になると、心が緩むのか、
薬の名前をきいてきたり、画像検査の結果をきてきたり、病気の心配やら、子供自慢やら、退院したら食べたい食事やら、お酒やら、、、いろいろとお話してくれました。
最近、私は、夜の回診は、なかなか行けません。
先日、丸焼けになったひよこ(今はリカバー?)が、”夜は、患者さんがお話してくれるのでー”と患者さんと夜に話しているのをみて、”やるじゃん”と思いました。
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あるとき、外来に年配の男性がこられました。他の病院で、入院治療中だけど、そこの先生のいうことが一つ一つ信じられなくて、、、抜け出してきた、、というのです。
¥¥¥っていう診断だけど、なんの症状もないのに、治療をするのがおかしいと、、いいます。
途中で、薬の量が減ったのが、おかしい、、といいます。
副作用がでたから、薬を変えた というけど、なんにも自覚はない、、おかしい、、と言います。
紹介状もなく、くわしい情報もわからないけれど、本人の説明をきくと、主治医の説明はひとつひとつもっともでした。おかしな事はされていないと思う、、、と説明し、もとの病院にもどって頂きました。
数ヶ月して、その男性から、手紙がくるようになりました。同じ文面の手紙が2通ずつ入ってきました。
外来通院するようになったけど、朝のはやい時間の予約時間に入れられる。朝はやく病院にいくのは大変なのに、この担当医はヒドい、、。
入院の診断書の主治医の名前が、一番メインの先生じゃなく、下の先生の名前だった。おかしなことをしやがる。
@@@の薬と担当医から説明をうけたが、注射したのは、白内障の薬だ(薬の名前は、間違いなく、@@@の薬でした)なんで、そんな注射をする、、、。
きっと、朝の早い時間にとって、早く終わらしてあげよう、という担当医の心もみえてきます。診断書も研修医の先生が書く事もあり、なんにもおかしいことじゃありません。薬の名前も説明していても、本人は、なんだか、誤解してました。
なにか、おかしなことはしていないのに、むしろ、私からは、担当医の温情すら見えてくるんだけど、、、。どこかで、二人はかみ合っていなくて、なにかがすれ違っているのでしょう。どこかで、掛け違ってしまうと、どんどん溝が広がってしまって、正しい説明すら、正しい行為すら通じなくなるんだと怖くなりました。
すこし、この患者さんは気持ちも病んでいる感じもしましたが、、。
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