歩きながら考える
矢内原伊作
みすず書房
ジャコメッティのモデルや美術史家として有名だった日本人哲学者、矢内原伊作のエッセイ集。ジャコメッティとの交流や、モデルとしての顔は知っていたけれど、本職は知らなかったので読んでみた。近くの図書館にも置いてありましたし、、。
ジャコメッティの書いた顔はかなりデフォルメしているのかと思ったら、結構そっくりで、写真をみて、笑ってしまった。
この本は、1980年頃に、産経新聞に連載していた、”歩きながら考える”というエッセイなどをまとめたもの。
日本人の歩き方、道路、水路、、など、道、歩くという事に関係したエッセイである。日本人の歩き方は、すり足みたいな感じ、欧米人は、腰であるく、、、という比較をしているけれど、今は、日本人も、腰であるいている感じがするけれど。すこし、この30年の時代の流れがみえて面白い。
その他も、音楽ネタ、美術ネタとかが多くて、私には読みやすかった。哲学者、、、という事で、すこし引いていたけれど、わりにあっさり読める本です。
現代美術などに興味があれば、面白い話がたくさんでてきますよ。
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