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週末に二人、見送った。
腫瘍を扱っていると、
ある一定の確率で、患者さんを見送る事になる。
血液腫瘍は、根治する人も少なくはないので、
この分かれ目は、残酷だ。
根治して、元気になった人は、
だんだんと病院から遠ざかっていく。
髪もきれいにのびて、
スーパーで、いたずらっこな顔をした、
そっくりな小さな男の子を追いかけていたり、
デパートで、洋服を真剣にみていたり、
近くの駅で、ズボンに手を突っ込んで、
iPODを聞きながら電車を待っていたり、、。
どんどん、私たちから遠ざかっていく。
これは、これで、うれしい。
経過の悪い人とは、濃厚なおつきあい。
ほぼ毎週のように外来であい、
頻繁に入院して、毎日のようにあい、話をする。
顔のしわの一本、一本、
白髪が増えたのも、体がやせたのも、手に取るように
わかっていて。
いい加減、お互いのあらも見えてくるんだけど、
それは、それで、愛おしい感じで。
むこうはどうか知らないけれど、、。
もう、打つ手がないのもよく知っていて、
”もういいから、”
”もう眠らせて、、”
と言われてしまうと、こちらも寂しくて、
”まだはやいよ。”
”もうちょっと、こっちにいようか。”
と答えて引き止めてしまう。
亡くなったのを聞いた後、
夕方、買い出しに行っていて、
レタスの重さを比べながら、
お肉のパックをつつきながら、
どーっと、涙がでてきて、とまらなかった。
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コメント
コメント一覧
嬉しい別れとそうでない別れと、仕事柄、常にあるんですものね・・・。
でも、患者さんひとりひとりに、こんな暖かい心で接してくれる先生がいてくれると、心強く思うし、お医者さんってすごいな~って思います。
うれしい別れもたびたび、。でも、こういう寂しい別れも時々あります。うれしいのがあるから、やっていけるんですよね。
kiki様、こんばんは。コメントありがとうございます。
kikiさんの主治医も多分、一生懸命だと思いますよ。うちの強面のちょっと上司もなにかあると、赤い目をしてますもん。
医者と患者も、人と人なんで、言葉や感情の行き違いもあったりするかもしれないです。でも、基本的に、医者って、自分の患者さんの事が本当に大事なんですよ。
先生のようないつもがん患者を診ておられる専門医でも、泣かれる事があるのですね。もしよろしければ、最近の日本での白血病の治療事情、骨髄バンク、臍帯血バンクの現状を記事またはコメントをお願いします。私の記事をトラックバックに入れさていただきました。
やはり人相手ですから、、。付き合いが長いと、情がうつります。白血病は、治療強度をあげれば、根治するのでは?と思っていた部分もあったのですが、やはり、無理、、というのが、最近の実感です。
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