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心臓に毛をはやしたいと思っている、今日、このごろ。

米原万里さんのエッセイ集です。角川から。
亡くなったあと、何冊か、エッセイ集や、講演集がでましたが、
もう、どう叩いても、探しても、米原さんのエッセイはないかと思っていました。

今回のは、大学の広報誌や、非売品だったろう冊子に掲載された小さなエッセイを集めたものです。
見開き一ページくらいのも、、。
ご両親への弔辞もあります。
嘘つきアーニャの真っ赤な真実 を書くに至るまでの楽屋話みたいなの、、、など、なかなか多岐にわたっています。
わりと、ネタのダブりの多い方でしたけど、これは、ネタダブりが少ないのもいいです。
話は、面白いだけじゃなく、胡椒も辛しもきいていて、泣き笑いしながら読みました。

花か団子か、、というのもいいです。
私も、やはり、団子がないのも辛いですが、花がなくても、本当に生きていく事はできません。

一番気に入ったのは、”キノコの魔力”という茸好きをからかったようなエッセイ。
”毒キノコ”もあるかもしれないのに、わざわざ、茸を狩りにいく訳ですから、、。
締めがいいです。
 ”先生、どの茸も食べられますか” 
 ”もちろん、どの茸も食べられますよ。ただ、茸によっては、一度だけしかたべられないものもあります。”

なかのひと

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