悪性腫瘍は、年配の方の病気という事もなく、若い人たちにもおこります。
いろんな意味で特に大変だと思うのは、30−50代の男性の患者さん。
家のローンも終わってなくて、
子供の教育費もいろいろとかかってきて、
いろいろとお金が入り用です。
だいぶ前の話。
ある腫瘍の再発のために入院した, Iさん。
非常に短期間に再発してしまい、復職できないまま、再発治療に突入。
ワーカホリックなサラリーマン。
再発治療は順調に進み、病気のコントロールもつきました。
数ヶ月後には、復職もできると思うのですが、
でも、もう少し治療をし続けないといけない状態。
”話を聞いてほしい。”と深刻な顔で呼び止められました。
お話を伺っていると、
”家のローンなどなどもある。会社も長期の休職になってしまい、貯金を切り崩してきた。これ以上休むと、強制的に退職の扱いになってしまう。退職金は、入るけど、、、。これ以上、治療はどうしてもつづけないといけないのか。。”と、泣き顔でした。
しんじゃったら元も子もないから、、中途半端で終わると、再再発するから、、、と説得、、、。
職場にもよるのですが、治療のために、長期休むと、
最初は、傷病手当金などで、なんとかしのぎ、
ある一定期間やすむと、退職という扱い。
失業保険をもらったり、
それ以上は、生活保護をうけたり、、。
生活保護になると、家や車は、普通は手放す事になる。
子供の進学もかなり限られてくる、、みたい。
胃癌、肺癌なんかの再発は、予後がかなり厳しいようだが、
血液腫瘍の場合、再発した後でも、根治する可能性はある。
だからあきらめないで、治療に専念してほしいんだけど、
いろんな社会の制度が、腫瘍の患者さんには優しくない作りになっているんですよね。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 |
コメント
コメントはまだありません。
コメントを書く