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慢性の血液の病気のため、ほぼ毎週のように輸血が必要な患者さんがいます。いろいろな薬物療法を行ってみても、血が増えず、
いわゆる”骨髄移植”もできるような年齢でもなく、
移植したら、死んでしまいそうな、、そして、
輸血をしないと生きていけません。
輸血をしていると、まあ、月ー年単位で大丈夫な場合も多いのです。

一年以上、そうやって、輸血している複数の患者さんから、
”もう、輸血をやめたい。”
と言われた事があります。最近もありました。
”先が見えないから、、、。お金が大変なわけじゃない。針がいたい訳じゃない。通ってくるのが大変な訳でもない。こうやって、生きているのがもう、いや。疲れた。”

確かに、大変だと思うのです。
輸血をしたからといって、元通りにくらせるわけではない、。
でも、いま、輸血をやめてしまったら、おそらく、彼女の2008年4月はないでしょう。3月すら危ない。

末期がんの患者さんとはすこし違うけれど、
ゆっくり、ゆっくり坂をおりて行くタイプの、
がんじゃないけど、根治はしない慢性疾患の人たちの、
そのやるせなさとか、悲しさとか、怒りの爆風を、
受け止めきれないときがあるのです。

こういう話を書いたら、慢性腎不全の患者さんの維持透析をしているDr(SNSでの知り合い)から、”寂しいんのでは、。”という意見を頂きました。
透析をしている方も、透析をやめたら早晩亡くなります。
でも、週に数回かよっていて、スタッフとの人間関係が強い。
それに、透析患者さんは、患者会などもかなり強力です。

とりあえず、長い病気に耐えるか、耐えられるかは、、他人とのつながりを強く感じるか、感じないかどうか、、なのかなーと思いました。そればかりでないとは思いますけど。

でも、それでも、それでも、輸血の差し控えのお願いがあったら、、どうしたらいいだろう。。。。。。。。。

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