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先週、こちらでも、雪がすこしだけつもりました。
雪がふると、なんだか、町中がしずかです。
いつもより少しだけ早く帰宅しました。
手持ち無沙汰で、押し入れの掃除など始めてしまいました。
亡くなった父が使っていた、肌がけ、押し入れの奥に、仕舞いっぱなしでした。
何枚か使っていたものを、方見分けのように、わけたうちの一枚でした。
父は、ラフカディオハーンが好きで、よく怖い話を聞かされました。そのなかの、怖いけれど悲しい話に、”鳥取の布団の話”というのがあります。貧しい兄弟が使っていた布団を、高利貸しが取り上げる。その布団を買った人に、”兄さん、寒かろか。””お前もさむかろう。”という、子供達の声が聞こえる、、という話です。
肌がけを広げてみました。
声が聞こえないかと、耳をすましました。
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