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< 認知症のある方の治療は、、 | メイン | 必要とされていること >

時々、倫理と管理のすきまにおっこちて、びちゃびちゃ、じゃぶじゃぶになっています。

例えば、、、せん妄の強い患者さんにあたったとき。

医師としての倫理は
暴れてしまって危ないけれど、、患者さんの人権侵害だから、縛ったりしちゃいけない、誰かがずっとついて、危ない事がないようにする、、、自分だって、縛られたら嫌なので。

安全管理としては、
ベットから落っこちて、転倒、骨折でもされたら、大変。人手もないし。。胴抑制、四肢抑制、、、柵で囲む。まあ、手足をひもでベットにしばったり、装具で、からだが動かないようにしたり、、、します。
落ちて骨折でもしたら、ご本人が、大変ですから、と家族に説明をして。
なにかあれば、自分や、病院が訴えられて、億のお金が飛ぶ時代ですから。

倫理と管理はときとして、水と油です。
安全管理が優先になっていて、倫理は、どこかにふっとんでいます。
管理を考えるとこれでいいんだけど。。。
倫理として、ヒトとして、イシとして、、、これでいいのだろうか、、、と、たくさんのストレスを抱え込むのです。こんな事したら、人でなしかも、、、と。

こういう病院のなかのヒトとしての悩みを解決するために、倫理コンサルテーションというものがあるのをしりました。倫理調整員という仕事もあるようですし、すこしずつ、法と倫理の間の架け橋になるものが、でてきているのかな。

http://www.kankakuki.go.jp/lab_a-1/rinrisoudan.html

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学校の先生とモンスターペアレントの間に弁護士入る時代ですから、お医者様も同じなのかな、と思いました。

私の祖父は、混乱して暴れたのではなかったのですが、
手を縛られていました。

90過ぎの祖父は床屋で眠るように意識を失いました。
そのまま逝けていれば安らかだったのですが
救急車で運ばれてしまい、延命装置が体中についてしまいました。しかし、それは、祖父にとって苦しいだけのものでした。そのため、祖父は最期の力を振り絞って、管などを外そうとしたのです。それで、手を縛られてしまいました。

縛られた後は、自力で動ける状態ではなかったと思うのですが縛られたままで、そのまま容態急変で逝ってしまいました。

私は、その場にいて全てを見ていたので、大変なショックでした。

患者が暴れて何かあったときに、管理はどうなってたんだ!というクレームもあると思います。患者の年齢や体力の問題、病気の種類など、様々な状態があるので、難しいと思います。

でも、green leaves先生のように、いろいろなことを考えてくださっているお医者様がいるというのは、家族、患者としても、とても嬉しいことです。そういうお医者様がもっと増えて欲しいと思っています。

(メールアドレスが変更になりました。)
written by おこ / 2007.09.29 00:15
おこさん、おじいさまの事ではいろいろと大変でしたね。
私もヒトの子です。他の、医者もヒトの子です。両親もあり、兄弟もあります。友人もいます。同僚達も、患者さんが元気になったといっては喜び、で、普通のヒト達なんです。患者さんの家族の気持ちも解るのです。
でも、どれだけがんばってみても、どうにもならない事に対して、訴訟があったりで、医療者側も、防衛するほうに、守るほうに、、と走っています。訴訟などのトラブルにならないように、、それが、一番、患者さんにも自分たちにも幸せ、、と考えるようになっています。
なかなか、医者のそういう人間的な部分はみえづらいかもしれませんね。
written by green leaves / 2007.10.01 19:54
green leaves先生、いつもお返事ありがとうございます。
実は、従兄弟が外科医なので、いろいろ判っているつもりでおります。

従兄弟も訴訟が怖いとか言ってます。でも、実際、green leaves先生や従兄弟のように、患者サイドにとっても訴訟のトラブルは負担であると考えてくださってのことばかりではないように感じています。

医療でなくても、違う仕事でも、顧客との間のトラブルはあります。
最近は、なんでもすぐに訴訟になる傾向があるのかもしれませんが、実際、訴訟になる場合は、それ相当のことがあるかと思います。

普通のヒト、常識的なヒトだったら、
そんなに簡単に訴訟したりはしないと思いますが、私が甘いでしょうか?

結局は、信頼関係になってくるのだろう、とは思います。
それこそヒトですから、相性だってありますよね。

お医者様は本当に忙しいし、自分の身を省みずに頑張ってくださっていると思っています。従兄弟もそうです。だから、患者との間に十分な信頼関係を築くための絶対的な時間が足りない面もあるかと思います。

お医者様個人のせいではなく、病院の経営事情とか、今の医療制度とか、いろんな問題があるかと思いますので、難しいとは思いますが、
本当なら、訴訟などのトラブルをふせぐ方法は、十分な対話から・・・と思います。
今の医療現場の状況では、理想論、奇麗事になってしまうかもしれませんが・・・・

医療に限らず、なんでも訴訟、訴訟、っていう世の中も寂しいと思っています。







written by おこ / 2007.10.01 23:40
green leaves先生は、ちゃんとご家族にも説明していらっしゃるし、きっと、そのときの先生の気持ちは、なんとなく伝わっているのではないかな、って思います。

どれだけがんばってみても、どうにもならない事に対して、訴訟を起こすヒトは、モンスターナントカってことか、もしくは、やはり信頼関係が作れなかった(原因はどちらにあるかは判りません)という場合のように思います。

これでいいのか、、、って考えることがストレスになりすぎて、考えることを放棄しちゃうお医者様もいるんだと思います。他の仕事でもそうだけど、割り切っちゃう、とか、諦めちゃう、とか、そういう姿勢で仕事してる人っていますから。

でも、考えてくださっている。それは、本当に、患者&患者の家族にとって、ありがたいことと思っています。

長々と書いてすみませんでした。
written by おこ / 2007.10.01 23:52
おこさん、コメントありがとうございます。
 ご家族、いろいろと大変ですよね。
 いま、なかなか難しい時代なんですよね。気に入らないことであれば、訴訟してしまう、というのも、医療に限らず増えています。一般の会社でも多いと思いますよ。
 同僚なんかでも、誠心誠意って感じで説明していても、でた結果によって、トラブルになっていることもあります。相性も大きいなあと思います。トラブルになっているケースを聞くと。説明不足の場合もあるかもしれないけれど、そうじゃないことも多いのです。ほんの少しの食い違いだったりするのです。
 本当に難しいんですよ。相手のことから、相手の家族から、職場のことから、同僚のことから、考えなくちゃいけないことがたくさん有りすぎて、、。医療だけじゃなくて、人間同士は、難しいです。本当に。どこでも。
written by green leaves / 2007.10.03 23:31

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