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だいぶ前の話です。
Zさんは、外来通院中でした。私が外来担当でした。病気の状態で、週に一度は通院が必要でした。経過はながく、根治する病気ではないけれど、はたまたすぐに亡くなる病気でもありませんでした。治療薬で食欲がおちたり、薬疹がでたりと、生命に別状はないものの、いろいろと本人もご家族も大変でした。
私は、そそっかしいほうです。そんな、Zさんの、食欲がおちて中止したはずの薬をも一回だしてしまったり、診察前の検査の一部が抜けていたり、、、。外来もかなり混雑していて、なかなか時間にはすすみませんでした。
そんななかで、一緒にこられる家族が、毎回、毎回、すこしずつ、私に対しての不信感を育てていたようでした。きつく咎められると、不思議とまた、同じ人相手になにかおこしたりします。
待たされた、、中止したはずの薬がまたでた、、診察前の採血を忘れた、、一回、一回は、まあ医者なら80%が経験するような小さいミス、と思います。命に関わるミスではなかったのです。でも、この一つ一つが、病気という不安の畠に不信感の小さな種がまかれ、すこしずつ、水をやり、栄養をやり、、、、結果としては、大きな”不信感という花”を咲かせました。ご家族は、たくさんの不満をナースにこぼし、他院に移っていきました。ご本人は、担当医は私でいいとおっしゃって下さいましたが、、。
このくらい、、まあいいか、の小さいことの積み重ねで、不信感も育つし、、小さいことでも上手に育てると、信頼感、信頼関係もできるのだと思います。
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患者の私にとって先生とは1対1の関係でも、
先生にとっては大勢の中の一人な訳ですから、詳細までを常に把握していただくことは厳しいですよね。
電子カルテの記載方法などでチェックし回避することは可能なのでしょうか?
また患者の方も「お薬手帳」や自分で記録をつけるなどして、自己管理を兼ねて把握しておくことは、慢性病ならば尚更必要なことだと思うのですが。
でも、「うるさい患者」「面倒くさい患者」と先生に思われないかと、患者は患者なりに気を遣うこともあるのですけれど。。。
電子カルテもなかなか、癖があって、紙カルテよりも以前の記載が見づらかったり、難点があります。それから、短い時間ですので、全部記載ができなかったりします。途中で呼ばれたりで、記載を忘れたり。。
患者さんも”忙しいから、、、”とか、気を遣ってくれているのもわかっていて、だから、逆に大変に申し訳ないのです。
とにかく、ささいと思う事でも謝って、フォローを確実にいれるようにしています。
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