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2007.07.25 21:50 |  診療  |  仕事 / 職場  |  医療事故  |  その他(医療関連)  |  green leaves  | 推薦数 : 2

夜の回診

10年以上前、私もひよこから、すこし成長したくらいのころ、
いろいろな悪性腫瘍の抗がん剤治療をするチームにいました。
治る可能性の病気もあれば、
とりあえず、延命?がのぞめそうなのもあれば、
可能性をためしている、座して死をまつのがいや、、、というの、、、も。

朝、上司達が外来にでる前にみんなで回診、
日中は、病棟は、ひよこと、若鶏でみていて、
夕方、その日のことを報告しがてら、みんなで回診、、、でした。
小さな検査であっても、ちょっとした点滴の変更があっても、、
何回でもいいから、だれかとだぶってもいいから、
患者さんにわかるように知らせなさい、、、という上司でした。
”ちょっとした連絡もれが、報告のもれが、患者さんと溝を作るよ、
それが、後々のトラブルの原因なんだよ、、。”

夜は、ひよこなどの若手の回診。
夜、消灯ちかくなったころ、しーずかにまわりました。
くらくなると、急に自分の病気の先行きが、お金が続くか、のこした仕事が、自宅が、子供がちゃんと学校にいっているか、たくさんの心配事が
でてきて。ものすごく不安が強くなったり、涙ぐんだり、死にたくなったり。
若手で、ベットの周りのカーテンから、音はしないけれど、カーテンにノックをして、しずかに中に入っていって、お話をしたり、ただそばにいたり。
寝顔をみてカーテンからでてくることもありました。
日中は、すこし強がっているヒトも、夜になると、心が緩むのか、
薬の名前をきいてきたり、画像検査の結果をきてきたり、病気の心配やら、子供自慢やら、退院したら食べたい食事やら、お酒やら、、、いろいろとお話してくれました。
最近、私は、夜の回診は、なかなか行けません。
先日、丸焼けになったひよこ(今はリカバー?)が、”夜は、患者さんがお話してくれるのでー”と患者さんと夜に話しているのをみて、”やるじゃん”と思いました。

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