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先週末、名古屋で『日本眼科手術学会』が開催されました。
診療が無かった日曜日だけ参加してきましたが、なかなか楽しかったです。
さて、この手術学会、新しく考案された手術があれば、それを学んで習得するのは重要なことです。
それと同様に大切なのは、すでに広く行われている手術について、その効果を検証しその有効性に関する情報を共有すること。
特に緑内障手術に関しては、この作業は大きな意味を持ちます。
なぜなら、緑内障手術は術直後、眼圧が下がっても、術後数年経過すると眼圧コントロールが悪くなることがあるからです。効きもしない手術をするのは患者さんにとって無益ですよね。
何かを実施したら、その有用性について検証すべきなのは、なにも手術に限ったことではないでしょう。
さて、診療明細書発行が義務化されてから約2年。
全国の大多数の医療機関で毎日のように大量の紙とプリンターインク、電力を使って明細書が発行されてきました。
医療機関が反対するにも関わらず、明細書を発行するようごり押しした“有識者”たちは、明細書により、患者さんのコスト意識が高まり、結果として医療費削減が期待できるとか、なぜだか医療の質の向上が望めるなどといった与太話を披露していました。
ちなみに、当院でも明細書を毎日数十枚発行していますが、患者さんからは何の質問も指摘も受けたことはありません。
当然のことながら、手術成績が向上した形跡も見られません。
“診療明細書発行の義務化”、どう役立っているのでしょう?
製紙業界とプリンターメーカーが少しは儲かって、日本経済の活性化につながってるとか?
大いなる資源の無駄遣いになっているような気がしてなりません。
にもかかわらず、これまで明細書発行の義務化対象外にできた生活保護者にも発行を努力義務づけるようにするんだとか・・・
脳内妄想だけどあれこれ決めて、何の責任も取らない立場の人達、うらやましいです(そんな役立たずの存在には毛頭なりたくないけどね)。
当地でも飛散する花粉のほとんどがヒノキになってきました。
私自身スギ花粉症ですが、数年の研究(?)のおかげで、効果的な薬が判明し、かなり楽にこの季節をやり過ごせるようになりました。
とは言え、今年の花粉の飛散量はかなりのものだったので、2〜3回は診療中に鼻水が止まらず、鼻にティッシュを詰め込んだ状態で仕事をしていました。
もちろん、そのままでは怪し気な人に見えてしまいますから、ティッシュが詰まった鼻をマスクで隠すことは忘れませんでした。

今年のように花粉の飛散量が多いと、これまで無症状だった人が初めて花粉症を経験することがあります。
そういった患者さんはアレルギーの点眼薬も初めての経験なわけで、果たして何本の点眼薬が自分に必要か分かりません。
で、診察が終わって欲しい点眼薬の本数を聞いてみると、ほとんどの患者さんが「とりあえず2本処方してください」と。
1本じゃ心もとないし、さりとて3本、4本貰っていっても余らせてしまうかも知れないし・・・、そんな心境なんでしょうか。

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なんか、忙しいです。

一経営者としては忙しいことを喜ぶべきなんでしょうけれど、疲れがどんどん溜まっていく感じ。
休日、どこかに出かける気力も湧きません。

スギ・ヒノキの花粉は少なかったのに、ここにきてアレルギーを発症している人が多くて、それも忙しさに拍車をかけているような・・・

さて、今日は最近にしては少し昼休みの時間が取ることが出来て、気分転換に。

通勤途中、アジサイが咲いていることに気付いていても中々ゆっくり眺めることが出来なくて、もどかしさを感じていましたが、少しはストレス解消になったかも。
近々、まとまった時間が取れそうなので、その折にはアジサイを楽しんできます。
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“5月になったばかりで、一年の3分の2は残ってるじゃん!” と思われたのではないでしょうか。
そう、まだ5月になったばかりと言うのに、うちの手術の予約枠があと一つ。
今度、患者さんが両眼の白内障手術を希望されたら、来年の1月に予定を組むことになってしまいます。
鬼も腹を抱えて大笑いすることでしょう。
これでも昨年より手術件数は増えている(増やしている)のに、焼け石に水。
手術日をもう半日増やそうかとも検討しているけど・・・
分身の術をマスターしたい。
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デジタル一眼は専用のバッテリーですが、コンデジは光学10倍の大きめのボディですので、単三乾電池が電源になります。
かつてはアルカリ乾電池を買って使っていたのですが、ゴミが出て処分が面倒ということもあって、これを使うようになりました。

これの前にも充電可能な乾電池、使っていましたが放電が激しくて使い物になりませんでした。
ところがこのeneloop、優れものです。
とても長持ち。
今では仕事場のMacで使っているワイアレスのキーボードとマウスもeneloopが入ってます。
hanjukunaika先生も愛用されているようです。
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診療所の再診料を下げて、病院の再診料を上げる方向で話を進めるらしいですね。
ちなみに現在、再診料は診療所710円、病院600円で診療所の方が高い。
なぜ、そんなことになってるか知ってますか?
厚労省の役人どもの発案で病院の再診料を下げた結果が今の再診料。決して診療所の再診料を上げたわけではありません。
じゃぁ、なんで病院の再診料が下げられたかと言うと、「大病院への患者集中を 抑制するため」なんだとか。
つまり、厚労省の役人どもは、「病院勤務医が患者さんを病院に通わせているから大病院集中になる、。再診料が低ければ勤務医のモチベーションが低下して、通院する患者さんを手放すだろう」、そんなふうに考えたそうだ。
プッ、アフォじゃないの!?
勤務医なんて、患者さんが増えて外来が忙しくなっても、給料にはびた一文たりとも反映されないんだよ。
それどころか、高度な手術を採用することで、どんどん手術件数が増えて多忙になっていったのに、公立病院に勤務しているというだけで、自治体公務員に連動して給与を下げられたくらいなんだから。
仕事が多くても少なくても給料が一緒なら、出来れば暇な方がいいと思うのは大多数の人間の性(さが)でしょ。
だから、勤務医が患者さんを自分たちの診療に誘導することなんてするわけがない。
それでも病院に患者さんが集中するのは、患者さんの方で病院を選択するから。
それをさらに安価にしたら、余計に診療所から病院への流れが出来るに決まってる。
役人って、そんな簡単なことも分からないウマシカなのか、分かっていて病院の再診料を下げる理由をこじつけた嘘つきなのか。
それなのに!
今回、診療所の再診料を下げるにあたって、再診料の病院・診療所間の格差が、あたかも医師会の圧力で “開業医優遇処置” として出来上がったみたいな報道がなされている。
嘘つき役人が報道機関にそう伝えたのか、怠慢メディアが調べもせずに思いつきで報道しているのか、はたまた官僚・メディアが結託して法螺吹いているのか。
その辺の本当のところは分からないけど、国の失策(病院の再診料を下げるという)を反省するどころか、責任転嫁を図る辺り、己を守るためには必死に無い知恵をしぼるものですなぁ、役人というものは。
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先月、初診の70歳代の女性。
生まれも育ちも中国で、日本語は全くダメ。
診察には、お孫さんでしょうか、若いきれいな女性が付き添って通訳してくれます。
その患者さん、翼状片があって手術が必要な状態。
問題は手術中、眼を右とか左とかに向けてもらわなくてはいけなくて、でも日本語が理解できないので意思の疎通が出来ません。
手術中に付き添いで来られる女性に通訳してもらえたらいいのですが、場末の開業医の手術室は狭いので、スタッフ以外の人員が入る余地はありません。
それよりなにより、見目麗しい姑娘(クーニャン)が傍らにいることで術者の気が散るのは困りものです。
そんなわけで近くの病院で手術してもらうよう話しましたが、すでにそちらの病院では断られたと。
どうしてもこちらで手術をとのことです。
ウ〜〜〜ムとうなっている私に、診察についていたスタッフが一言。
「執刀医が中国語を覚えればいいじゃん!」
まぁ、確かにそうなんだけど・・・
ということで、『上』、『下』、『右』、『左』、『動かないで』を中国語で覚えるはめになってしまいました。
でも、発音が分からない。
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気がつけば12月も半分以上が過ぎています。
2009年も残りわずか。
皆さんはどんなとき、“年の瀬” を実感しますか?
私の場合は・・・、
スタッフに冬のボーナスが払えるか、通帳の残高とにらめっこしてるとき?
ネット上で無料の年賀状の素材を探しているとき?
いえいえ、そうではありません。
本来、季節性などないはずの緑内障、なのにこの時期になると次々紹介されてくる、眼圧が高い緑内障の初診の患者さん。
そして、そんな患者さんの緊急手術のスケジュールをやりくりをしてるとき、今年ももう少しで終わるんだなぁと実感します。
さて、そうは言っても昨日の緊急で今年の手術は打ち止め(今のところは)。
一年間、際立った事故も無く終わったことに感謝、感謝。
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先日、10人ほどの眼科医の集まりがありました。
私より1年ほど先に開業した一人が、
「今年に入って早々、白内障手術から撤退しました。」
と。
その眼科医、手術用顕微鏡と白内障手術装置、最高級品で揃えていて、3000万円はくだらないと思われる投資をしていたはずです。
どう考えても投資分の回収は出来ていないだろうし、中古として売却したんだろうかとか、いろいろ気にはなりましたが、失礼に当たると思い、根掘り葉掘り聞くのは遠慮しました。
最後にその眼科医がぽつりと漏らしていたのが、
「手術を止めてストレスが無くなり、気が楽になりました。」
なんだか、分かる気がします。
今時、白内障手術をしたら視力が良くなるのが当たり前と思われがちですが、手術手技そのものに問題が無くても、稀には失明するような合併症の可能性はありますし、実際にそんなことが起きたら、開業医としては致命的でしょう。
その割には手術の診療報酬は決して高くないので、現状で手術機器や手術室の投資に見合っているのか、はなはだ疑問。
それでも手術を続けている理由。
一番は緑内障手術を請け負ってくれる施設が近隣にはなく、自分の施設でやらざるを得ないから、手術室を維持する以上、白内障手術もやらざるを得ない。
白内障手術にしても、近くにやってる大病院はあるけど、本当に安心してお願いできる施設は、かなり遠方になってしまうし。
でも、これ以上、白内障手術の診療報酬が下がるようなら、赤字覚悟になるし、そうなったらうちの施設も手術から全面撤退せざるを得ないでしょう。
財務省の嘘つき官僚どもは「開業医はやたら儲けてる」とか「眼科の診療報酬は高過ぎ」とかわめいてるみたいですから。
とは言え、撤退になればなったで、今よりもストレスの少ない生活が待っているわけで、それはそれでよいのかもしれません。
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昨日の手術日、久しぶりに緑内障手術は無し。
白内障手術だけ8件でした。
開業当初は様子見ということで、1日の白内障手術は4件程度、その後少し増やして6件程度でした。
ところが、以前にもこのブログに書いたように、予約の待ちがかなり長くなったため、最近は最大8件で対応しています。
おかげで手術の予約待ちが1か月は短縮されました。
さて、4件の手術をやっていたころは、2件が終わった時点で、
「まだ半分しか終わってない。
あと2件も残っている・・・」
と思ったものでした。
ところが、8件の手術をやるようになって、残り2件の状態になると
「あと、たった2件で終わりだ。
さぁ、もうひと頑張りしよう!」
そんな気分になることに気付きました。
同じ『残り2件』でもまるで違った感覚を持つことが妙におかしく感じられて。
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