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< 忌むべき『薬信仰』 | メイン | この鳥って? >

 

Mさんはすでに10年以上、通院されている緑内障(原発開放隅角緑内障)の患者さんです。
数年前、手術を受けてもらった方が望ましいことを説明しましたが、なかなか決心がつきませんでした。
原発開放隅角緑内障は進行の自覚があまりなく、当然、手術を受けることは怖いことですから。

とは言え、少しずつ視力も低下してきたこともあり、今年の6月に片眼だけ手術を受けられる決心がつき、手術を受けられました。
術後、特にトラブルも無く経過は良好で、眼圧は反対眼と比較して低くコントロールされていました。ただし、御本人に自覚症状の改善はなかったと思います。

ところで、本日、Mさんが定期診察で受診されました。
通常の検査・診察が終わり、そのまま帰られると思っていたそのとき、

「反対の眼の手術を受けたいのですが・・・」

と申し出られました。
あらかじめ、そのような素振りがなかったので、ちょっと面食らいましたが、同時にとても嬉しく思えました。 

 

手術というのは、いろんな意味で患者さんには負担がかかるものです。

それが分かっているだけに、手術を薦めるにあたっては医師としてもかなり悩みます。

また、手術が終わってからでも、本当に手術をした方がよかったんだろうかと、自問自答することもあります。

 

今回のMさんの場合、御本人が手術の結果に納得され、反対眼の手術を受けることを申し出ていただけたのですから、担当した医師としてもホッと出来るというものです。

 

反対眼の手術も頑張らなくては

 

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