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奈良の大淀病院の件(事件とは呼びたくない)が報道された夜、m3掲示板に大きな衝撃が走りました。
そして当初、医師の間では混乱が続きました。なぜか?それは


  新聞報道は情報が全く不十分で、真相が明らかにされていない!


その後、何日にもわたって、直接、自分たちとは関係のない事例にも関わらず、無償にも関わらず、多くの時間を費やして、多くの医師達により熱心な議論が大淀病院関連スレで繰り広げられました。

とにかく真実が知りたい、正確な情報のもと大淀病院での医療行為が妥当なものであったのか、あるいは不当なものであったのか判断したい、不幸な転帰の原因がどこにあったか知りたい、スレに集まった医師達に共通して、そういった思いが感じられました。

しばしば、医療(医師)の世界には自浄作用がないと指摘されます。
しかし、m3掲示板の住人として、リアルタイムにROMした大淀病院関連スレこそ、医師達の自浄作用の発露にほかならないと、私は自信を持って言えます。

ところで、マスコミの報道はどうだったでしょうか?
私は最初の新聞報道の翌日、普段は嫌悪感を抱いていて決してみることのない、ワイドショー化された“自称・報道番組”を我慢して視聴しました。
医師達が情報不足と判断した新聞報道を鵜呑みにして、懸命に治療にあたられた大淀病院の産婦人科の先生を冒涜するような発言をする司会者・コメンテーターが大多数を占めました。
まあ、これは最大限譲歩して、よしとしましょう。
しかし、m3掲示板での議論の内容が掲示板以外にも知れ渡るようになり、某巨大掲示板においても、医療関係者でない方達が、最初の新聞報道が著しく偏った内容であると判断できるような状態になったあとでさえ、マスコミは医師を糾弾する姿勢を改めようとはしません。
最初に報道した新聞社が過ちを認めることができないのなら、本来、他のマスメディアがその過ちを指摘すべきではないでしょうか。


  私はマスコミにこそ、自浄作用を求めたい


折しも、この件に対する民事裁判が始まりました。今からでも遅くはない、マスメディアには今一度、正確に事実関係を把握し(本当は把握している?)、この件に対する報道姿勢を改めていただきたい。

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