・以前ブログに書いた気がしますが,最近の若者は,ショートショートという言葉を知らない人が多いそうな.それはさておき、ショートショートを知っている人は、当然星新一を知っているでしょう。私が、高校時代友人が読んでいましたが、どうも「N氏」といった書き方が、肌に合わなくて読まずに終わりました。医師になってから、結構古本屋で文庫本を買って読みました。高校時代に読んでいたらなと後悔致します。
・星新一(本名星親一)のお父さんが、星一といって、星製薬という会社の創業者で、新興ブルジョアジーといったところでしょうか。何か、お父さんの命名の仕方が安直のような...(山本五十六は、父親が56歳の時にできたから、こう命名されたそうな)
・本日『毒ガス開発の父ハーバー愛国心を裏切られた科学者』(宮田新平著。朝日新聞社。2007年)を読み終えました。この本の冒頭に、星一がハーバーを日本に招聘し、資金的にも援助していたことが書かれています。「へーっ!」でした。星一のお父さんが、製薬会社の社長で、官僚からいじめられていた話は、何かの機会に読みましたが、ハーバーと関係があったとは知りませんでした。
・ところで、ハーバーとは、何者か?詳しくは、この本を読んでいただきたいと思いますが、簡単には、Wikipediaをどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC
・ハーバーは、空中窒素固定法の開発でノーベル賞を受賞していますが、塩素ガス等毒ガスの開発に「貢献」しています。また、チクロンBという「殺虫剤」も開発していますが、これは第二次世界大戦収容所等で、大量殺人に用いられたものです。
・わたしの小学校時代からの素朴な疑問があります。科学・技術は、本来人類の幸福のためにあるものなのに、何故人を苦しめるのか?(小学校時代、TVの公害の報道をみて思ったことです)今も科学・技術と社会のあり方というものに興味があるというか、問題意識を持っています。この本は、あらためてそういう問題意識を強化してくれました。
・この本の、エピローグに以下のような文章がありました。ベルギーの戦争博物館の入り口に、H.G.ウェルズの一文が掲げられているそうです。
「世界のすべての知的な人々は、災厄が迫っていることを知っているのに、それを防ぐ方法を知らなかった。」
私は、知らなくても、何らかの行動をすべきだと、考えます。
*おまけ
空中元素固定装置を発明して、キューティーハニーに与えたのが、如月博士です。永井豪のこの発送は、ひょっとして空中窒素固定法からか?
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
・本日午前外来終了後、ダッシュで総社南高校へ。南翔祭といって、3日間行われる文化祭+体育祭の2日目を見に行きました。わが娘はここのダンス部に所属していますが、ジャミのダンス部はすごいのです。この、websiteをご覧下さい。
http://www.city.soja.okayama.jp/shisei/kohoshi/kouhou200806/koho_2008
_06_tokusyuu.jsp
今年度も全国大会ヒップ・ホップ部門でも優勝しております。 ただ、残念ながら、わが娘は部門が違い、全国大会へはいけておりません。それはさておき、本日が本当に最後の部活です。親としては、最後の部活を見ておきたい。14時30分から中庭での演技(3年生のみ)でしたが、いっぱい人が集まり、すごい熱気でした。(高校生、中学生がいっぱい、それに親)何か、高校生っていいな...で、わが娘のおどり、結構うまいですよ。(parent fool:PF=私の造語。KYのように流行るかな?それともローマ字でOB)やっぱり、皆上手いわっ。そして、わが娘の踊っている時の笑顔がよかった。家でもあんな笑顔を見せろよと思いました。本当に3年間よくがんばったなと思います。3年間ダンス部を続けたことが、自信となればよいのですが。
本日の英語
親バカを研究社新英和中辞典(第4版)でみてみると、
(the ludicrous behavior of) a fond parent[doting parents]
とありました。英語では、一言で親ばかといった単語は無いのでしょうか?
fondというのは、「愛におぼれた、甘い」と意味で、her fond fatherで、猫かわいがりする父親とリーダース英和辞典にありました
dotingとは、「愛におぼれた、溺愛する」という意味がありました。
Yahooのwebsiteの翻訳では、親ばかは
a doting parentでしたね。
これから、中古で買ったDVDの『ブレイクダンス』
(1984年・・・古るっ!)みようっと。
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
・以前大阪に行ったとき,『アクロス・ザ・ユニバース』という映画を観たことを書きました.かなり衝撃を受けました。出だしが、”Girl”で、主人公が一人の女の子について語るという出だし。これが、なかなかイキです。この映画全編ビートルズの歌で、ストリーを組み立てています。単にビートルズの歌が懐かしいというのみでなく、こういう風な解釈も可能なのかといった歌詞の利用です。この監督ジュリー・テイモアってすごい!!!只者ではない。自分はひっくり返っても、こういうimaginationはなく、creativeにもなれない。嫉妬してしまいますね。
・映画を見ていて、Let it beのところで、涙が思わず流れてきました。また、最後のほうのDon't Let Me Downでも泣いてしまいました。途中ベトナム戦争に関係して、Stroberry Field Foreverは、この歌がこういう場面で使えるのか、こういう解釈ができるのかと、この監督のすごさを思い知りました。I Want Youもアンクル・サムが兵士をほしがっているという背って、そして、自由の女神をしょってShe's So Heavyという場面もなるほどとうなられます。・・・・映画観ないと分からないと思います。ぜひ、見ましょう。(no conflict of interest)
・今まで、すごいと思った映画ですぐ思い出すのは、『鉄の男』『予告された殺人の記録』ですが、この映画は、それらと違って、誰か=ビートルズに詳しいand/or アメリカ60年代を良く知っている人と、もう一度一緒に見たい。(かつ、私が、泣いても笑わない/バカにしない人)そして、映画のあと、色々語り合いたいですね。この場面は、何々のオマージュだとか、パロディーとか、こういう解釈ができるとか...
・ただ、残念なことに、この映画あまりメジャーじゃなさそうで、どこででも上映されているわけではないのです。残念ながら近くのMovixやTOHOでは上映されないみたい。私の住む浅口市の近くでは、福山市のシネマモードか岡山市のシネマクレールしかなさそうです。10月に上映されるので、また、誰かと観にいきたいです。本当に、大都会は羨ましい。岡山で観れない映画が観れるので。(昔、岡山でしていなかった『パンサー』を都会で観た事を思い出します。)
・だれか、私とこの映画見に行きません?I want you!
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
・以前ホームレスの調査にとりくんだ病院事務長さんの話をかきました.その話の中で,貧困にとりくむ「もやい」というNPOを知りました.標題の『反貧困-「すべり台社会」からの脱出』(湯浅誠.岩波新書.2008年4月22日)を,大阪の行き帰りの電車で読みました.かなりインパクトがありました.この本も多くの日本人に読んで欲しい本です.
・このブログ記事の標題の「不思議な眼鏡」は,この本で引用されているアメリカの著書の一節にあるものです.まさにそうだなと私は思いました.以下に引用します.
「富めるものと貧しい者が両極端に分化した不平等な私たちの社会は,いとも不思議な眼鏡を生み出し,経済的に上位にある者の目には,貧しい人々の姿はほとんど映らない仕組みになっている.貧困層のほうから富裕層を,たとえばテレビとか雑誌の表紙とかで,簡単にみることができるのに,富裕層が貧困層を見ることはめったにない.たとえどこか公共の場所で見かけたとしても,自分が何を見ているのか自覚することはほとんどない」(『ニッケル・アンド・ダイムドーアメリカ下流社会の現実』バーバラ・エーレンライク,曽田和子訳.東洋経済新報社.2006.
・なんか,すごいと思いませんか?でも,じっさいそうだなと思います.とくに,上で青字にしたところなんか...
・この本の中で,日頃漠然と思っていたことが,整理されました.特に「溜め」という言葉で,三つの事が書かれていました.貧困層は「溜め」が無いとのこと.「溜め」とは,アマルティア・センのいう「潜在能力」のこと.溜池の「溜め」のことです.「外界からの衝撃を吸収してくれるクッション(緩衝材)の役割を果たすとともに,そこからエネルギーを汲み出す諸力の源泉となる.」と書かれています.一つが,お金.貯金のような金銭的な余力のことですね.二つは,頼れる家族・親族・友人という人間関係の「溜め」,三つ目は,「自分に自信がある,何かをできると思える,自分を大切にできるという」精神的な「溜め」と述べられています.一つ目は誰にでも分かること.二つ目は,最近私が認識し,当院の活動に組み入れようとしていること.(頼れる個人のみでなく,頼れる組織となろうと考えています)三つ目も,最近やっと認識してきました.イコールかどうか分かりませんが,言葉を換えて言うなら,「自己肯定感」ではないでしょうか?最近ある新聞ではじまった,あさのあつこの小説の第一話に野球少年達の「俺たちって,すごいんだ」といったセリフがありました.このとき,すとんと自分の胸に落ちました.そうか,こういうことかと.それにつけ,自分の娘にも自己肯定感を持ってもらいたいと思います.私の次女は,いわゆる「ゆとり世代」です.本人もこの問題を認識していて,自分の事を「**は,バカじゃけん」「ゆとり世代じゃけん」と卑下しています.親としては,悲しくなります.「勉強」できなくても,自己肯定感を持って欲しい(実は持っていて,親にわからないだけかも)と思うものです.・・・話が,ちょっと脇道に逸れかかりました.貧困というのは,単に,貧乏というだけでない.そいうった事を教えてくれた本です.
*ホントは,もっと書きたいけど,当直開けでつらいので,これまで.
固定リンク
|
コメント (1)
|
トラックバック (0)
・昨日(31/8/08)ライフパーク倉敷というところで、「亀島山地下工場を語りつぐ会」の集会がありました。主には、正確な測量結果の発表会です。亀島山の地下工場の地図は、当初「アメリカ戦略爆撃調査団報告書」の中にあったものを利用していました。しかし、その後、巻尺とコンパスで高校生たちが計測し、この地図が実際と食い違っている頃がわかりました。そして、今回、専門家によって測量され、その結果報告会でした。
・その内容はさておき、測量された方のお話が面白かった。伊能忠敬が、日本地図の作成は、自分の歩数とコンパスで行ったということです。私は、何か乳母車のような車輪のある道具を使って、計測していたのかなと、かってに思っておりました。しかし、すごいっ!それから、現在はGISの時代とのこと。GIS=Geographic Information Systemのこと。これは、人工衛星を使って、位置が把握できるものだそうです。これの、一番の開発を推し進めたい企業というのが、トヨタだそうです。このシステムを利用すると、高速道路では、運転しなくても、自動的に車を走らせることができるそうです。市街地図が、もっと詳細にデジタル化されれば、市街でも自動で走ることができるそうです。負の側面として、人工衛星で、一人一人が監視できること。解像度は25cmだそうです。(アメリカ映画、確か、enemy of states、でまさに、スパイ衛星で一人の人間を追っかけるというのがありました)
・話は、まったく変わります。ライフパーク倉敷の中に、倉敷科学センターというのがあります。プラネタリウムがあり、また、そこで「全天周映画」を上映しています。ちょうど、「銀河鉄道の夜」が上映されていたので、見ることにしました。(主に、子ども向けの企画と思われるので、オッサン一人入るのは、ちょっと恥ずかしかったですが)実は、最近、文学を画像、イメージ化するのに興味を持ち出しました。この宮沢賢治の名作をどうアニメ化しているのか興味がありました。で、アニメも良かったのですが、音楽がよろしかった。そして、このブログ記事の標題の加賀谷玲にたどりつくわけです。全然このartistのこと知りませんでしたが、このアニメの音楽を担当しております。とても、よかったです。映画宣伝のビラには、「透明感あふれる楽曲」と書かれていましたが、そういった感じでしょうか。これも何かの縁です、さっそく、amazonでCD注文しようと思ったのですが、無いっ!いろいろ探して、AstroArtsというところで、注文しました。オヒタシ、オヒタシ。
固定リンク
|
コメント (2)
|
トラックバック (0)
・本日岡山大学医学部の同窓会でした。卒後25年、物故者は5名でした。120人の卒業生中50名弱が集まりました。もし、なにか発言の機会があれば、医師不足・看護師不足のことを訴えようと思いましたが、私の前に何人も医師・看護師不足のことを訴えられるDr.がおられ、しみじみ、本当に不足してるんだなと思いました。あるDr.によると、医師は東京に集中している、某有名大学皮膚科には100名の研修医がはいったとのこと。彼らは、ブランドを求めていると。これは、このまえ医療・医学の品格のところで書きました、学齢ロンダリングですね。(出身大学より、ネームリューのある大学で臨床研修をうける)
・それは、さておき、楽しいひと時を過ごしました。二次会で同席したあるDr.がとてもおもしろく大笑いさせてもらいました。カレは、携帯電話の待ちうけ画面を穴子どんぶりにしておりました。曰く、これから死ぬまでに晩御飯は1万回は食べられない。おいしいものを食べないと、と。しかし、かれは独身で、夕食は、冷奴やお好み焼きを自分で作って食べていると・・・悲しい(つへ`。)
・あと、みんな年をとり老眼のはなし、薄くなった髪の毛のはなし。ひとり、次のようなことを言っていました。5年前は、誰よりも早く、雨が降ってきたのが分かった。今は、どこまでが洗顔で、何処からが洗髪か分からなくなった。
固定リンク
|
コメント (1)
|
トラックバック (0)
・29日(金)夏休みをとりました。前日よりナンバヘ。20時30分頃ナンバヘ着いて、まず、『大阪で1番おいしいたこやきくん』で腹ごしらえ。大阪で1番おいしいかどうかは、知りませんが、安いです。それから、ブックオフで本を物色:『ウンコな議論』その他新書2冊と、いしいひさいちの4コマ漫画1冊ゲット。そして、中国整体専門店へ:今までうけたマッサージと違って、割と広い範囲の筋肉を一度に揉みほぐしているという感じですが、気持ちよかったですね。ただ、中国人の従業員(たぶん経営者も)で、接遇がいまいちですね。(私をマッサージしてくれたお姉さんはよかったのですが。。。)それから、鯨専門店へ。一皿2~3人分の鯨の刺身の盛り合わせを一人で食べました。当分鯨は、よさそうです。それから、ホテルへ帰って、有料ビデオで『I am legend』を観ました:こんなもんか。しかし、久々に英語きいたなぁ。
・翌日8/29は、9時40分に起きてあわててチェックアウト→天王寺へ。アポロビルというところへ。そこで『ハムナプトラ3』を観る:これも、まあ、こんなもんか、ですね。舞台は中国。最初中国人はちゃんと中国語しゃべってたのに、最後の方は、英語になっとりました。まあ、アメリカ映画では、ロシア人やフランス人が英語しゃべっとりますから、この映画はよいほうでしょう。予告編で、赤壁の戦いの映画がありました。面白そうですね。英語で、赤壁は、red cliffと訳すんですね。ヘンなところに感心しました。映画館のビルに喜久屋書店があり、ほしかったカフカの『流刑地にて』が買えてラッキー。この本屋でも、蟹工船チェックしたら、文庫の売り上げベスト1でした。
・大阪市立美術館へ:常設展のみでした。主に焼き物の展示でしたね。商の時代の青銅器が展示されており、妙に感動:この青銅器が日本にたどり着くまで、文才があれば、物語が書けように...
・そして、14時30分頃新世界へ。(以前にも書きましたが、私の悲願の一つが、新世界の全ての串勝屋で食べるということ)いつも新世界へ行ったら人が並んでいる『八重勝』という串揚屋へ。まあそれなりにおいしいが、そんなに人が並ぶほどのものかなぁ。ひとつ、気になったのは『二度付けお断り』Tシャツ2700円でした。小市民な私は、よう買いませんでした。今度、懐があたたきときに、買おうっと。それから、心斎橋へ。東急ハンズに行こうと思っていましたが、何故かLoftへ。そこで念願の、**を買いました。(**の名前が出てこない。ベルトに通して腰につける小さなカバン)新書本が入って、かつ、そうかさばらないものを探しておりました。その後梅田へ。梅田ブルグ7で、『アクロス・ザ・ユニバース』というミュージカルを観る。ビートルズの曲一色でした。この映画、よろしかった。途中泣きました。やはり、ミュージカルは、音響効果の良い映画館で観るべきですね。これについての、感想は、また後日書こうと思います。
・最後、阪神デパ地下のいか焼きを食べて、帰路につきました。この「旅行」の生き返りで、やっと『ツァラトゥストラはこう言った』(岩波文庫の訳は、これ。私の記憶では、ツァラトゥストラはかく語りき』)が読めました。はっきり言って、何を言ってるのやら。それから、岩波新書の『反貧困』が半分読めましたね。なかなか良い本のような気がします。
・本日は、ここまで。私の、日記にお付き合いくださり、ありがとうございました。
固定リンク
|
コメント (1)
|
トラックバック (1)
・エージェント・オレンジって何?という人が多いでしょう.枯葉剤といったら,すこし知っている人が増えるでしょうか?「はてなダイアリー」には,以下のような説明があります.
ベトナム戦争でアメリカが空から撒いた化学薬品。
これは、木々の葉を枯らし、相手を攻撃をしやすくするためにあった。
ところが、このあと、大きな問題になった。枯葉剤に含まれた成分で子どもの奇形児が生まれ、ベトナム国民に大きな苦しみをもたらした。
この枯葉剤によって、その後の後遺症や危険性を作り、歴史に汚点を残した。
また、ダイオキシンにもその毒素が含まれてるといわれ、一時期、問題になった。
また,本日(27/8/08)のWikipediaには,こういった説明がありました.
枯葉剤(かれはざい)は除草剤一種である。収穫を容易にするため葉を枯らす薬品であり、綿の栽培などで使用される。
・・・
ベトナム戦争で行われた枯葉作戦は、名目上はマラリアを媒介する蚊や蛭を退治するためとされたが、実際はベトコンがジャングルに隠れられないよう森林を枯死させる事、およびゲリラ支配地域の農業基盤としての耕作地域を破壊する事が目的であったともいわれる。
・ここで,Wikipediaの見方に注意が必要なことを思い出します.以前,アメリカの大学生達のレポートに同じ間違いがあることに教授が気づき,調べてみたらWikipediaからの引用で,それが間違っていたという報道がありました.Wikipediaはとても便利だけど,注意が必要ということです.さて,上の引用文章の,「・・・であったともいわれる.」という記述が問題ですね.表現をアイマイにしていますが,これは断定すべきものです.と,断定的に私が書くのも,それをUSAの行政機構の発行したパンフにちゃんと述べられているからです.いわく,・・・to kill unwanted plants and to remove leaves from trees that otherwise provided cover for the enemy.・・・for defoliation and crop destruction.
・上記引用した文献は"AGENT ORANGE information for Veterans Who Served in Vietnam GENERAL INFORMATION" Environmental Agents Service Department of Veterans Affairs JULY 2003というパンフレットに載っております.このパンフレットは,ベトナム戦争に従軍した兵士にむけて,エージェント・オレンジという枯れ葉剤の健康問題について解説したモノです.
・枯れ葉剤と言えば,ベトナムのベトちゃん,ドクちゃんで代表される,ベトナムの汚染が問題になります.あたりまえです.しかし,被害をうけたのは,米軍の兵士もなんですね.このパンフレットには,エージェント・オレンジによると考えられている「疾患」が挙げられています.ベトナムで言われている,流産,早産,先天奇形のみではありません.引用します.
Birth Defects, Chloracne, Non-Hodgkin's Lymphoma, Soft Tissue Sarcomas, Peripheral Neuropathy, Hodgkin's Disease, Porphyria Cutanea Tarda, Multiple Myeloma, Respiratory Cancers, Prostate Cancer, Spinal Bidida, Diabetes, Chronic Lymphocytic Leukemia
・上記いろいろな疾患が挙げられています.ただ,これがどの程度のevidenceをもって挙げられているか,私には分かりません.今後,ボチボチと確認していこうと思います.ここで,確認したいのは,エージェント・オレンジは,枯葉剤である,つまり除草剤の一種であると言うことで,べつに除草剤は戦争でなくても使用されるわけで,それと,これらの疾患の関係を気をつけて見るべきだと思います.(以前,このブログでNHLと殺虫剤のこと書いたと思います)じつは,これについて,後日書くつもりです.
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
・孤独死,餓死,介護疲れの無理心中/殺人といったことを報道で聞く度に胸が痛みます.ああ,どうして誰かに相談しなかったのだろうという思いでいっぱいです.(市役所に相談しても,餓死した北九州の事例もありますが)せめて,自分の病院のある地域では,このような事が無いようにと,当院が駆け込み寺的になろう,何でも相談にのろう,地域からのSOSをキャッチしよう,待つだけでなくコチラから地域へ出ていこうという事で,全ての職員が一度は地域へ出ようといった方針をだしました.
・『月間介護保険』という雑誌の,2008年7月号(No.149)に「レポート「介護殺人」を阻止できるかー背景にある深い心の闇-」といった記事が載っていました.この中で,日本福祉大学の加藤悦子准教授の調査が載っていました.平成10年から平成19年の10年間で,350件,355人が死亡しているそうです.こんなに事件が多いとは驚きです.加藤氏の著書『介護殺人ー司法福祉の視点から』というのに実態及び分析等が詳しいみたいで,また,買って読んでみようと思います.(あーっ,また,本が増える)
・この記事で,気になった部分を以下,少し引用します.
「介護疲れによる虐待や放置,心中の恐れなど,介護者と要介護者との関係に何らかの問題が見られる場合では,介護者は自分が困っていることを明確に訴え,事態の改善に向け動くことはできないかもしれない.さらざまな危機状況に直面するうちに疲れ果て,状況を打開することができなくなっているかもしれない.・・・」
←誰かが,声をかけてあげる,聴いてあげるということが必要でしょう.
「・・・とくに要介護者から『あなたは誰』と言われたときの家族のショックは計り知れない.」
←このまえ亡くなった私の祖母から「アンタ誰や」と言われたとき,さすがにショックでした.「アンタの孫や」と応えてみたモノの...
「・・・やさしい言葉をかけてもらうだけで精神的な疲れは緩和され,次の日もがんばれるのです.」・・・逆に親戚や小姑的な厭味な言葉には,精神的疲れが100倍になってしまうのだという.・・・「介護する人を非難してはいけない.」
←実際,こういう状況を日常でみますよね.
「介護殺人」を阻止するのはおせっかいおばさん!?(こみだしです)
←おばさんだけでなく,おせっかいおじさん,おせっかい姉さん,おせっかい兄さん,そしておせっかい病院です.
・この記事を読んで,私の提起している病院の方針は,あながち間違いではないなと少し自信を持ちました.
固定リンク
|
コメント (1)
|
トラックバック (0)
・先日書いた『医療・福祉政策学校』への行き来の電車のなかで、『サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉』(春山昇華著。宝島新書。2007年11月24日)が読めました。そもそも、アメリカの住宅問題が、なぜ世界経済に影響を与えるのか、さっぱり分かりませんでしたが、この本を読んである程度理解できた気がします。
・感想は、アメリカの資本主義は腐っちょる、ということです。資本主義といったら、言いすぎなら、銀行、証券、格付け、住宅、ブローカー各企業は、汚い、堕落しているという感じです。著者は、日本でも似たようなことが起こるのではないかと、危惧されています。「リバース・モーゲージ」という制度の悪用ということです。これが、何かは、この本読んでください。次に一つだけ,ひどい話を引用しておきます.
サブプライムの証券化商品をとりぷるAと評価した,格付け機関の責任者の言いぐさ
「企業の格付けと,証券化商品の格付けは性格が異なる.同じトリプルAでも意味は違う.そこを投資家は理解しているはずだ.定義は紙に書かれており,読めばわかる.もし,証券化商品のトリプルAと,企業のトリプルAが同じだと混同されたのであれば,我々の意図したところではなく,責任は投資家にある..」
「格付け機関のトリプルAというのは何の責任もないひとるの参考意見というのが法的な位置づけだ.したがって,仮に格付けがおかしいといわれても,責任はない.投資の責任はあくまで投資家の自己責任であって,格付け機関の知るところではない.」
・よう言うわと,思いますが,話変わって,突然、情報の評価について:情報は、複数の関係ない「筋」からできるだけ仕入れる方がよいですね。別に今回そういう意図でこの本読んだわけではないですが、期せずして、以前読んだ『反米大陸』で書かれていたことと同じことが、書かれていました。つまり、この情報の信憑性は、高くなったということです。引用します。
現在アメリカを悩ませている問題として、アメリカの裏庭である「中南米の反米化」がある。実は、アメリカ200年の歴史は、中南米の属国化の歴史だった。血なまぐさく、えげつない侵略・殺戮もやってきた。テキサスやメキシコ侵略もその一環で、かつての欧州の宗主国ポルトガル、スペインを追い出して中南米を我が物にした。半植民地状態で借金に苦しむ中南米に金を貸し、傀儡政権に軍事協力することで実質的に属国化してきたわけだ。中南米の金融危機の度に、高金利のローンを供与し、借金でがんじがらめにした。
・サブプライムのような、詐欺的な行為が私の身近(地域の患者さん、組合員さん、高齢者、認知症といった人たちに)で起こらないことを願うばかりです。
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)