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・以前、「みかん農家の過敏性肺炎」という記事で、日本呼吸器学会誌の症例報告(3例まとめて)をご紹介しました↓

http://blog.m3.com/OEM/20100911

・今回4例目の報告がありましたので、お知らせします↓

蜜柑農家に発症した過敏性肺炎の1例

気管支学:34(1),21─25,2012

http://www.jsre.org/journal/full/034010021.pdf

(多分上のサイトの本文は、会員でないとみることができないと思います)

要旨 

背景.本邦では,数多く職業性過敏性肺炎の報告があるが,蜜柑農家に発症した過敏性肺炎の報告は少ない.症例.62歳,女性.蜜柑農家である.2010年1月下旬,蜜柑の選果作業を行っていたところ,発熱・咳嗽を繰り返すようになり,2月上旬,呼吸困難も生じたため当科受診となった.胸部CT上,両側肺に小葉中心性粒状影と汎小葉性すりガラス影を認め,低酸素血症も伴っていたが,入院後軽快した.第6病日に診断目的に気管支鏡検査をしたところ,気管支肺胞洗浄ではリンパ球の増多を認め,経気管支肺生検では非乾酪性肉芽腫を確認した.職場環境による環境誘発試験も陽性であり,蜜柑選果作業環境に起因した過敏性肺炎と診断した.環境調査では,Paecilomyces属や蜜柑付着真菌であるAspergillus nigerが培養され,血清沈降抗体反応では同様に蜜柑付着菌であるPenicillium属で陽性であった.また,血清Trichosporon asahii抗体も陽性であった.原因真菌の血清沈降抗体反応の完全な一致はなかったものの,これらが原因真菌である可能性が高いと思われた.結論.蜜柑農家では選果作業中に過敏性肺炎を発症する可能性があり注意が必要である.

・本文中に、以下の様な記述がありました。「ほう、そうですか」と思いました。(仕事の仕方にです)

蜜柑農家では,11 月頃から蜜柑の収穫が始まり,収穫された蜜柑は一時倉庫に保管された後,選果作業が行われる.蜜柑に付着するカビは,この保管されている時期に増えていく.選果作業では,明らかにカビが付着した
蜜柑は取り除くが,蜜柑に付着した目に見えない小さなカビを取り除くため,タオルで拭っている.近年ではエアーコンプレッサーを導入し風圧で取り除く農家も多い.本症例の農家でも,発症する2 年前よりエアーコンプレッサーを導入しており,これによりカビが空中に舞いやすい環境にあったと考えられた.

・いろんな産業で、エアーコンプレッサーでホコリを吹き飛ばす作業というのがあると思いますが、それによる「粉塵」の吸入には注意がいりますね。

 

以下ちょっと日記

・朝7時40分頃病院着。回診と三役会議。全体朝礼して、午前中外来でした。それなりに患者さんは来られましたが、本日はスムースに診療が出来ました。いつもこんなだったらよいのにね。午後は、会議、回診、会議、回診、事務作業で、現在当直中。またしても、嵐を起こすNs.Oとです。もう、西の方を向いて念仏を唱えるしかありません。(ちょっと、違うかーっ)

・当直中、部屋の中の資料や雑誌を整理しております。ナンセ、3月31日には、お部屋をでないといけないので。資料整理していると、俺って、結構あちこちで講義や講演していたのねと思ってしまいました。そういった資料は、すてるようにして、「ゴミ」がいっぱい。掃除のお方、ゴメンナサイね。

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