・10月14日のNEJMの Correspondenceに以下の様な論文がありました。
Poppers-Associated Retinal Toxicity
N Engl J Med 2010; 363:1583-1585October 14, 2010
・私のジーニアス英和大辞典には、3番目の意味として「俗:ポッパー《亜硝酸アミルのカプセル;興奮剤として麻薬常用者が用いる》」とあります。亜硝酸アミルのみでなく、多分亜硝酸エステル(の混合物)が、ポッパーとして、「利用」されているのでしょう。
・Haz-MapのAmyl nitriteの説明↓
・『中毒百科 改訂第2版』(内藤裕史。南光堂。2001)には、次の様な記述がありました。
亜硝酸エステルの1つ亜硝酸イソブチルは芳香剤として、1969年頃から米国で販売され、催淫剤として買われたり、サイケデリック剤として乱用され、中毒事故が起きた。日本でも通信販売や輸入雑貨店で、1970年代末から90年代始めにかけ、パワープラス、テキサスゴールド、クイックシルバー、ラッシュ、ファック、ハードウェアなどの名で、芳香剤として販売されたり、週刊誌に広告が出た。買った人の多くは、催淫剤として買ったとみられる。いずれも、亜硝酸イソブチル、亜硝酸ベンチルなど、亜硝酸エステルを含み、中毒事故も起き、薬事法違反で摘発された。症状は、起立性低血圧とメトヘモグロビン血症である。
以上の様な、記述がありましたが、目の症状は述べられていません。メトヘモグロビン血症は、興味あるところでしょうか?それに、関連して、↓の話となります。
・亜硝酸アミルは、医薬品です。亜硝酸アミルの能書↓
狭心症に使うのは知っていても、シアン中毒に使用するの知ってました?これは、亜硝酸エステルがメトヘモグロビン血症を起こすことを利用してるのですね。
・最後に、最初のNEJMの論文の一部引用を。
Consumers and ophthalmologists should be aware of the possible retinal toxicity of poppers. In patients with recent bilateral visual loss and phosphenes, this diagnosis should be considered.
特に若い人が、急激な視力低下を訴えてきた場合、こういうことも頭の中に入れていないといけないですね。この記事読んだ時すぐ、昔、シンナー遊びのため、視力を殆ど失った若者を思い出しました。使っちゃ、ぜったいだめっ!
以下日記
・本日は7時過ぎに病院着。早朝回診。午前外来。午後回診、会議、回診とデスクワーク。会議。そして、当直です。疲労と腰痛で、ちょっとお昼30分くらい横になっておりました。だんだん、ガタがきよりますが、本年度最後まで無事つとまるか?
・夕方から、ずっと事務作業で座っていたら、脚が痺れてきました。当直で病棟回るとき、跛行でした。一応時間かけてデスクワークをしたので、デスクが、ちゃんとデスクワークできるようになりました。(何のこっちゃ?)
・昨日、明石から帰るとき買ったお土産(神戸ゴーフレット)を、「事業団」(当院の掃除を外注でしてくれているところ)の方に差し上げたら、エロー恐縮されて、今朝一番でお礼を言われました。あんなにありがたがられるとは、もったいない。また、今度(ちょっと時間をあけて)買って参りましょう。
・真夜中に起こされないことを祈ります。
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (1134)
・騒音性の難聴対策の一つでしょう、NIOSHがしたの様なSITEを開いてます↓ (ショット・ガンの音やロケットの打ち上げの音が聞けますよ)
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)