・atoll signって、ご存じ?私の持っている、医学書院医学大事典にもステッドマン医学大辞典にも、載っておりませんでした。
以下のような症例報告がありました。
Thorax doi:10.1136/thx.2010.139360 Images in Thorax
The atoll sign
ちなみに、atollとは、「環状珊瑚島、環礁」のこと。あの、有名なビキニ環礁は、Bikini Atollというみたいです。
標題の環礁徴候というのは、私の訳でして、日本の医学界でどう訳されているかは知りません。上記論文に書かれていますが、同じ所見をreversed -halo sign, fairy-ring signとも言うそうです。
鑑別診断としては、
organizing pneumonia
sarcoidosis
Wegener granulomatosis
lymphomatoid granulomatosis
pulmonary paracoccidiomycosis
non-specific interstitial pneumonia
等があるそうです。
以下日記
・本日は7時過ぎに病院着、自分の患者さんの回診していたら、ターミナルステージの患者さんの血圧が下がってきており、対応。その後お亡くなりになり、午前中外来の間をぬってお見送り。午後からは、回診とカンファレンス、ご家族への説明、デスクワークetc.そして、術後初めて当直。不安だわぁ。神経根症の時は、左腕に力が入らず、直接喉頭鏡による喉頭展開が難しかったのですが、多分、今ならできるかな?まず、そういうことはないでしょうが...(祈り)
・昨日より、内科学会のセルフトレーニング問題の締め切りを勘違いしており、慌てて行いだしました。なんか、去年よりむずかしいような...今回100点とりたかったけど、まず、無理ですね。
・一昨日は敬老の日でしたが、最近読み終えた『マザー・テレサ 愛と祈りのことば』(渡辺和子訳。PHP文庫。2000年)の中の一文を思い出しました。
英国で老人たちのためのよく整備されたホームを訪問した時のことを、はっきり覚えています。・・・
・・・そこの住人は一人残らず、ドアの方を気にしていました。その顔には笑顔というものがありませんでした。・・・
働いているシスターに私は「シスター、どうして誰も笑顔ではないのですか。どうして皆、ドアの方ばかりいつも見ているのですか」と訪ねました。
「いつもそうなんですよ。訪ねてくる人を待っているのです。息子か娘、家族の誰か、友人がドアを開けて訪ねてこないかと夢みているのですよ」
・・・
顔に表れた淋しさは、この老人たちの貧しさ、親族からも友人からも見捨てられた貧しさの表れだったのです。誰も訪ねてきてくれないことは、老いた人々にとって一番耐えがたい貧しさなのです。
・果たして、敬老の日に、当院入院/入所の患者さん・利用者さんの何人に、訪問客があったのでしょうか?幸いなことに、うちの義理の祖母には、近所の方がお見舞いに来てくださっていました。
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