・私は、気管支喘息の患者さんを診ることが多いのですが、とくに新患さんの時は、つねにオドオドしております、「本当に喘息なんだろうか?」と。NEJMに以下のような、症例がありました。言いたいことは、そのタイトルそのままです。
Images in Clinical Medicine
Not All That Wheezes Is Bronchial Asthma
Inderpal Randhawa, M.D. and Eliezer Nussbaum, M.D.
N Engl J Med 2010; 363:e1July 1, 2010
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm0906105
気管支喘息だと思っていたら、気道内の異物や腫瘍性病変だったという報告は時々見ます。PTPが原因だった症例報告が↓
気管支喘息として治療をうけたPress-through packageの気道異物の1例
西馬照明(明石市医師会立明石医療センター 呼吸器科), 大西尚
気管支学(0287-2137)32巻3号 Page241-245(2010.05)
抄録:背景。気道異物は慢性咳嗽の原因の一つにあげられるが、実際長期間にわたり誤診され治療されていた例は少ない。症例。67歳女性。咳嗽と血痰を訴え当院紹介受診した。3年前に誤って降圧薬とそのPTP(press-through package)をあわてて飲み込み近医で喉頭鏡と胃カメラを施行したが異常は指摘されなかった。その後より咳嗽がつづき、1年前に気管支喘息と診断され気管支拡張薬吸入を処方されていた。当院での胸部CTにて気管分岐部上に包装紙の異物像を認めた。気管支鏡検査にてPTPが右主気管支に停滞しているのが確認され、辺縁には一部肉芽形成を認めた。静脈麻酔下に気管内挿管をおこない、把持鉗子を用いて除去した。その後特に問題なく咳嗽症状もすみやかに消失した。結論。異物が長期間滞留した珍しい気道異物症例を経験した。難治性の咳嗽患者に対し詳細な病歴聴取をおこない鑑別していく必要があると考えられた。
・上の二つの論文に書かれているように、「難治性の喘息」と思われたら、他疾患も考え検査を進めなければならないですね。
以下日記
・溺死
先日の「以下日記」で書き忘れたこと。グラフゼロで買ったg-パン、じゃなかった、デニムを日曜日の夜に初洗い。月曜日の朝に干そうとおもったら、ポケットから、つい最近買った電子歩数計が出てきました。まったく動かず、完全に死んでいました。ああ、情けない。
・デニム
中年でジーパンをはいているので、幸せになれない私ですが、グラフゼロのジーパンはいていたら、やせましたねとか、かっこいいとか言ってもらえます。(実際やせたのですが)ちょっと、幸せ。しかし、わたし隠し持っていた2本目のジーパンを今はいているのに、配偶者は気づきません。(気づいているが、何もいわないのか?)まあ、いいけどね。私も、玄関に花が飾られていても、気付かなかった人間ですから。
・腰痛
しかし、腰が痛い。本日腰椎の単純X線を撮りましたが、大きな問題はなさそう。(TH12とL1の椎間腔が狭い印象ですが)とりあえず、シップと痛みの止めで様子を見ています。しかし、結構ゼポラス効きますね。ロキソニン(&そのジェネリックのロキソプロフェン)も効くみたいです。