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・私は、結構気管支喘息(BA)の患者さんを診ている方だと思います。BAが専門でないDr.や若いDr.のために、私の診療の一部を紹介。

・初診でBAの患者さんが来院したら、まず考えること。①今の苦しい症状をできるだけはやくとることと②喘息死を予防すること。

・②に関してすることは、しんどければ、夜中でも休日でも受診して良いことを伝えることと、家族構成/同居者がいるかどうかを聴くこと。ひどい喘息発作があった場合、自宅から病院へ連れてきてくれる人がいることが大切。一人暮らしの時、すぐだれかに連絡、もしくは、救急車を呼ぶようにすることを説明。・・・初診時に聴いておかなければいけないことは、既往歴とか薬剤の副作用とか海外渡航歴とかいろいろありますが、同居者の有無とその人の緊急連絡先は必須です。(多分、一般的な医学の教科書にはそんなことかいてないですね)

 

・ちょと、話を「ずらして」:当院では、初診の患者さん、また、定期通院の患者さんにも緊急連絡先を聴くようにしています。まだまだ全員にできていませんが、極力明らかにするように気をつけています。今回それが奏功したお話を。

・昨日当直でしたが、夜間診療の時間帯で入院がありました。最初お酒に酔っ払って意識障害と思われていましたが、脳塞栓でした。現在仕事がなく、身寄りもなく近くにおらず、一人暮らし(友人に世話になっている?)みたいでした。緊急連絡先は聞いていました。入院して脳塞栓と診断した時、発症から3時間たっていません。専門の病院に送った方がよいという判断でした。しかし、家族がいない。緊急連絡先のかみに書かれていたのは、友人の連絡先でした。そのに友人に連絡して、家族の連絡先をお聴きしましたが、知らないとのこと。看護師さんが、近くの民生委員さんにも連絡しましたが、家族のことは分からないとのこと。結局その時点では、keypersonはいませんでしたが、当院の判断で、専門の病院に転院してもらうこととし、専門の病院に連絡を取り、幸いなことに受け入れOK(ありがとうございます)。看護師さんが付き添って救急搬送しました。ちょっと時間がたってから、当院にお二人友人がこられました。ひとりは、緊急連絡先になっていた方。もう一人は、その人と患者さんの共通の友人。共通の友人の方が、患者さんところから携帯電話を探し出し、その中から息子さんの連絡先をみつけることができました。で、息子さんと連絡がつき、転送した病院へ行ってもらうことんなりました。緊急連絡先をきいていなければ、このようにうまく行かなかったでしょう。教訓:しっかりして、病状が安定しているような患者さんでも、何時何が起こるかわからないので、緊急連絡先は聴いておきましょう。

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