・私は,現在直接には医師の初期研修,後期研修には関わっていません.ただ,今回1ヶ月後に新卒医師に職業・環境医学の講義を頼まれましたので,講義用の資料を整理しなければならなくなりました.職業環境医学に関して言いたいことはいっぱいあるのですが,講義の時間はたったの1時間です.何を中心に話せば良いのやら...
・まずは,思いつくままにテーマを挙げて行こうと思います.その関連で,今日は職業癌について.何故か,日常診療で,「職業性」の癌という発想が欠落しているから→→→アスベストをみよっ!
・まず,職業癌についての入門編.国立がんセンターのwebsiteに,職業癌についてまとめた表があります.ご覧下さい.↓
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/pre_scr/cause/factor.html#hyo04
・発癌物質に関しては,日本産業衛生学会の,「許容濃度表」というものに載っていますが,残念ながらインターネットで見れるのは,英語のみ.日本語が見たいひとは,雑誌(別刷)を購入してくださいということみたいです.
http://joh.med.uoeh-u.ac.jp/oel/index.html
・同じ英語なら,IARC(International Agency for Research on Cancer=国際がん研究機関:WHOの外部組織)も見ましょう.下のsiteは,発がん物質の一覧です.
http://monographs.iarc.fr/ENG/Classification/crthall.php
上については,Wikipediaが訳してくれていますね.
http://ja.wikipedia.org/wiki/IARC%E7%99%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%80%A7%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%B8%80%E8%A6%A7
・産業衛生学会,IARCの発がん物質の一覧表は,その物質が何癌を起こすとまでは,載っていないので,不親切だなと思うのです.このブログで,物質X→**癌といった一覧表を載せたいのですが,まず,このブログのソフトの限界で,載せることができないと思います.(実は,載せれるけど,細切れにしないといけない)残念です.
・臨床医は,ある癌を見た場合,その原因物質・職業・産業を思い浮かべられるようになって欲しいと思います.