・前回のブログで、この本で、自分の位置を確認したと書きました。関係するところを引用します。
「改革」は必要だが、その改革は人間を幸せにできなければ意味がない。人を「孤立」させる改革は改革の名に値しない。
新自由主義の思想は、私たちが暮らす社会を個人単位に細分化し、その「アトム化」された一人一人の自由を最大限尊重するという思想だから、安心・安全、信頼、平等、連帯などの共同体価値には何の重きも置かない。つまり人間同士の社会的つながりなど、利益追求という大義の前には解体されてもしょうがないという「危険思想」なのである。
人間の尊厳などはしょせん「外部性」にすぎない。
最近、社会学を中心に人間同士の信頼関係を「社会資本」ととらえる見方が広がっている。
社会が本当の意味で安定するのは、金銭的な意味での安心に加えて、人々が何らかの精神的よりどころとなるような「社会的つながり」を実感することが必要だ。言い換えるならば、「自分は社会に必要とされている」という感覚である。
・・・本当に重要なのは国家と個人の間に、さまざまな形での中間的な共同体、中間的な組織を作りだして、そこに人々が参加できるようにすることではないだろうか。
中間的共同体、組織の形態はさまざまである。もっとも基本になるのは家族であるが、地域のコミュニティ、趣味のサークル、NPO、協会などが考えられるが、・・・
・以上引用が長くなりましたが、今の自分は、現在日本で求められている、人と人との社会的つながりをつくるNPOで仕事し、あらたにNPOを作ろうとしている、そんな位置にいると、この本で確認した次第です。
・ああ、やっぱり当直明けは眠い。本日は、「熟」という麦焼酎を、ホッピーで割って飲みました。
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NPOですか。ご健勝を心よりお祈りします。
国家と個人の中間的存在はもちろん大切だと思いますが、それ以上に今の堕落した国家を解体する、国家を官僚たち権力者から地方に解放することが肝要ではないかと思います。
ちなみに医療福祉目的税名目の消費税アップは国家解体、道州制導入後も自分たちの中央財源を確保したい財務省の目論見が見え隠れる、と先日逮捕された高橋洋一氏(もと官僚でさらば財務省!と霞ヶ関の逆襲の著者)が霞ヶ関の逆襲の中でコメントされていました。
>Paul Carpenterさま,コメントありがとうございます.
確かに中央政府の利権にまみれた構造の改革は必要と思います.ただ,自分に今の日本でできることは何かなと考えている次第です.
しかし,さらば財務省の著者が,窃盗容疑で逮捕されているのは知りませんでしたし,がっかりですね.
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