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2009.02.06 22:00 |  診療  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  ミチバ  | 推薦数 : 3

刀豆注意

・まず、刀豆読めますか?ナタマメと読みます。  

・つい先日Dr.Jと食堂での雑談:フクシン漬けがテーブルの上においてあり,フクシン漬けには刀豆(なたまめ)をいれると彼女が言いました.刀豆には,昔(ひょっとして今も?)細胞免疫能を調べるコンカナバリンA(ConA)が入っていると.その時は,トリビアで,へーっでしたが...

・本日こんな外来患者さんがこれらました.刀豆が鼻炎にいいと効いて,すりつぶして粉にして飲んだら,その数時間後から嘔吐して,体調不良と.→→→刀豆には,毒性があるのですね.農林水産省のWebsiteをそのまま貼り付けます. 

 

http://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/0310/05.html

なた豆には毒性があると聞くが、本当か。

回答

なた豆は熱帯アジア原産の一年生草本で、さやの形が鉈に似ていることから名付けられました。若さやは細かく切り、福神漬けなどの材料にされますが、完熟した種子によっては溶血作用のあるサポニンや青酸配糖体、有毒性アミノ酸のカナバニンやコンカナバリンAなどに由来する有毒な物資が含まれています。文献などによれば、シロナタマメの種子には毒性はありませんが、ナタマメの赤い色の種子には毒性分が僅かに、褐色の種子には多く含まれ、特にタチナタマメの完熟種子には強い毒性があることから、注意する必要があるようです。一般家庭で、毒成分のあるなた豆を調理する場合には、2日ほど水にさらしたり、煮た後2~3回水にさらしたり、炒ったり、醗酵したりすれば毒性はなくなりますが、含まれる毒成分の量によっても消失の度合いが違いますので、完熟種子を利用する際はシロナタマメを用いるほうがよいと思われます。

回答日 平成15年10月

 ・注釈:刀豆と一言で言っても,何種類もあるのです.注意しましょう.

・私は,決して刀豆を販売している人の邪魔をしようと思ってはいませんが,このような事があることを,きちっと,分かりやすく、知らせておくべきだと考えます.それが,「食の安全」に責任をもつ企業の社会的責任でしょう.

・また、今回インターネットの危険性もあらためて感じました。刀豆を入れてヤフーやグーグルで検索すると蓄膿症、鼻炎や歯槽膿漏、腎臓に良いといった、良い情報ばかりが上位にきて、上記のような「副作用」情報はなかなか出てきません。よっぽど意識してさがさないと見つかりません。

皆で 身に着けよう メディアリテラシー

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