・当直中にこのブログ書いてます.午前中の日直はとても忙しかったそうです.私は,午後からの日直で,やはり忙しかったのですが,夕方からぱったりと客足,じゃなかった,患者さんが来られなくなりました.この当直をクリアすると,何とか2日間は病院に来なくて済みます.最近映画見てないので,見に行きたいですが,なかなか...特に,お正月なんて...
・SF映画見ていて,怪物や宇宙人が出てきたとき,遭遇した人間達はrun!と叫んでおります.字幕の訳で,よく「走れ」というのを見ますが,「ナンじゃ,この訳は?」と思ってしまいます.「逃げろ」と訳さんかいっ!・・・当直イヤでやつあたり.
・全然関係ありませんが,以下の様な文献がありました.
ラン栽培者にみられたAspergillus Fumigatusによる職業性過敏性肺臓炎の1例
川地康司(徳島大学 医 第3内科), 大串文隆, 馬庭幸二, 他
気管支学(0287-2137)18巻5号 Page461-464(1996.07)
【著者抄録】ラン栽培者に発症しAspergillus fumigatusが抗原と考えられた職業性過敏性肺臓炎を経験したので報告する.症例は40歳女性.労作時呼吸困難,咳嗽を主訴に来院.胸部X線上両側びまん性に微細粒状影を認めた.気管支肺胞洗浄では著明なリンパ球増多を伴う総細胞数の増加,CD4/8比の低値を示し,TBLBにて非乾酪性肉芽腫及び肺胞壁にリンパ球の浸潤を認めた.血液検査ではAspergillus fumigatus沈降抗体が陽性であった.患者はラン栽培の培地を交換する仕事に従事しており,その培地よりAspergillus fumigatusが同定され,これによる過敏性肺臓炎と考えられた.臨床症状は自然軽快し,ランの培地交換の業務を変更することにより再発はみられていない.
・補足説明:この患者さんは趣味でランを栽培しているわけでも,自営業でもありません.ランを温湿で栽培している企業の労働者です.この論文では,「ランの培地の交換」とだけ,業務内容が書かれていましたが,実際どういうものなのか具体的に知りたいですね.
考察のところで,A. fumigatusは他の細菌の生育できない50℃で良好に発育できるということが述べられ,ビニールハウス内は,夏には50℃,湿度70%を超えるので,他の微生物との競争が無く好適な条件となる,と述べられております.
全文,ココ↓で読めます.
http://nels.nii.ac.jp/els/110002819721.pdf;jsessionid=948BCDE39172402F8AED95A3109CBA07?id=ART0003108027&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1230736194&cp=
ランに関する過敏性肺炎については,以下の様なレポートもありました.
Hypersensitivity pneumonitis in an orchid grower associated with sensitivity to the fungus Cryptostroma corticale.
Ann Allergy.1989 Jun;62(6):522-5.
Stepherd GM, et ali.
Hypersensitivity pneumonitis resulting from sensitivity to the fungus Cryptostroma corticale was last reported 20 years ago in association with the occupation of stripping bark from maple logs. A case of hypersensitivity pneumonitis is presented which was associated with exposure to Cryptostroma corticale from non-maple bark chips used to grow orchids. The exposure history and evidence of immune reactivity to the fungus strongly support its causal role in this case.
一応,中締めです.
皆様,良いお年を.
来年も引き続き,このBLOGお願いします.
コメントもしてくださいね.(優しくね.きつく言われると小心者ですから,へこみます.)
おまけ
以下18歳禁
Wikipediaに以下の様な記載がありました.
ラン科の種はラン(蘭)と総称される。英語では「Orchid(オーキッド)」で、ギリシア語の睾丸を意味する「ορχις (orchis)」が語源であるが、これはランの塊茎(バルブ)が睾丸に似ていることに由来する。