・Occupational skin diseases and dermal exposure in the European Union(EU-25):policy and practice overviewといった職業性皮膚疾患に関するレポートが最近出たようです。それがこれ↓
http://osha.europa.eu/en/publications/reports/TE7007049ENC_skin_diseases#foreword
・英語で240ページあるので、当然、全部読んでません。各章の標題のみみて、内容はチラチラ(といっても英語だから、よう分かりません)。ちょっと気になったところを引用します。
・まず、このレポートの最初にSkin diseases are the second most common work-related health problem in Europe. とあります。つまり、職業性疾患として2番目に多い種類のもの。(1番多いのはなにかな?)・・・日本では、職業性皮膚疾患で労災となっているじれは、全然2番目ではないですね。
しかし、そのEUでもこのレポートの中で、The number of extent of skin disorders are often underestimated, for several reasons.だそうです。私が、このブログの中で何回も書いてきましたが、職業性疾患は見逃されているとういことです。
・さて、臨床をしていて職業性疾患を見つけるためには、二つのことが大切です。症状・症候からそれを引き起こす職業性疾患を考えること。それから、ある職業性疾患を引き起こす職業・産業を知っておくということです。しかし、どういった職種・産業がどういった職業性疾患をおこすのか知るのは、なかなか難しいです。内科の教科書には書いていませんから。
・このレポートのAPPENDIXに、どのような産業・職業が、どのような皮膚疾患をおこし、原因物質/増悪因子が何か、合併症はどういうもので、予防はどうするか、といった一覧表があります。それがとっても参考になると思います。本当は、ここの貼り付けたいのですが、もとのレポートがPDFで、私の能力ではうまく貼り付けることができません。上に載せたWebsiteで見てください。1例のみ挙げてみます。
(時間があれば、一覧表を訳してアップしたいですが...)
産業/職種CLEANING/FOOD/RESTAURANTS/CATERING
皮膚疾患 Chemical burns
原因 Acids Bases/Alkalis
Abrasion dermatitis "housewives dermatitis"
原因 Exposure to chemical products and repeated physical micro trauma(abrasion) Cereal beards
Irritation dermatitis
Agents
Solvents wet work
Diluted Javelle water, vinegar
Soaps, detergents
Hydrogen peroxide
Juices(fish, meat, fruit, vegetable; citric acid)
Trophic disorders of the nails
Agentes
Repeated contact with solvents
Allergic contact eczemas
Agents
Nickel of utensils,coins,mesh gloves
・・・・
Contact urticaria
Agents
Cleaning solvents with DCM
Urticating plants(nettles: histamine, acetylcholine)
Marine products, enzymes, proteins(meat)
コメント
コメント一覧
手洗い手袋に変わる画期的なものを開発したらノーベル賞ものじゃないですか?
でも余分なエネルギーがかかりすぎてエコにはよくないかも.....
>Paul Carpenterさま、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、手袋での皮膚のあれ、問題ですね。当院でも、パウダーフリーや、ラテックスフリーの手袋使用し、現在、皮膚保護クリームの試用をしています。
本当に、手洗いや手袋に替わる物が発明されれば良いのですが...
コメントを書く