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2008.12.04 21:00 |  診療  |  その他(医療関連)  |  ミチバ  | 推薦数 : 2

ティアニー先生もう一声

・最近『ティアニー先生の診断入門』(ローレンス・ティアニー、松村正巳著。医学書院。2008年11月1日)という本がでました。その中で、鑑別診断を考える際の「11のカテゴリー」というのがありました。以下引用。

 

血管性疾患

感染症

腫瘍性疾患

自己免疫性疾患

中毒

代謝性疾患

外傷

変性疾患

先天性疾患

医原性疾患

特発性疾患

 

ああ、おしい。ここにもう一つ「職業・環境性疾患」を入れてほしかった。

・対抗して(?)今までやってきた私の鑑別診断方法を挙げたいと思います。三つの「軸」で考えます。

1.炎症性

  1-1 感染性

  1-2 非感染性

2.新生物

3.その他

こりゃティアニー先生に比べてあっさりしすぎですね。

2.全身性疾患か一臓器の疾患か

ex. 胸部レントゲンで間質性陰影が見えた場合、それが肺のみの疾患(例えば特発性肺線維症)か、膠原病か(例えば、リウマチ肺)

3.良くある疾患

  見逃したら重大な疾患

  職業・環境性疾患

あんまり、キレイでないですね。

 

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慢性疾患を含めるとミチバ先生のおっしゃるとおりだと思いますが、考える時間が限られる救急疾患では小生は次のように分類しています。

1)切れる、破れる疾患

 血管なら出血、大動脈解離や動脈瘤破裂、消化管なら穿孔、肺なら気胸、縦隔気腫など。

2)詰まる疾患

 心筋梗塞、脳梗塞脳塞栓、肺塞栓肺梗塞、消化管虚血(腸間膜動脈血栓など)、イレウス(腸閉塞)など。

3)吸う疾患

 吸入による肺水腫など。

と考えるようにしています。緊急CTを読むときに便利です。

>Paul Carpenterさま,コメントありがとうございます.
とっても,参考になります.特に3)の吸う疾患というのは,あまり考えがいきませんね.
今後自分のため,また,若いDr.の指導に使わさせてくださいませ.
written by Paul Carpenter / 2008.12.05 08:47

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