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< 第26回日本環境会議水島大会 | メイン | 昨日9月21日=国際平和デーでした. >
2008.09.21 17:30 |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  ミチバ  | 推薦数 : 2

環境会議2日目

・本日環境会議2日目に参加。私が参加して、印象に残ったこと、2つ書いてみます。

・一つは、「大気汚染疫学の最新知見」ということで、岡山大学医歯薬学総合研究科頼藤貴志先生のレビュー。まとまっていて、とても参考になりましたが、簡単なレジュメのみ配られ、主要な内容は、PPTのスライドで示され、詳しい資料が手元に残っておらず残念。

その発表の中で、大気汚染の健康影響を短期曝露影響と慢性曝露影響にわけて、説明されていました。引用されていた文献の一つのWHOの文書の中の表を下に貼り付けておきます。

http://www.euro.who.int/Document/E90038.pdf

Air Quality Guidelines
Global Update 2005 

 

Table 1. Health effects of air pollution
Source: World Health Organization (25).
Effects attributed to short-term exposure
• Daily mortality
• Respiratory and cardiovascular hospital admissions
• Respiratory and cardiovascular emergency department visits
• Respiratory and cardiovascular primary care visits
• Use of respiratory and cardiovascular medications
• Days of restricted activity
• Work absenteeism
• School absenteeism
• Acute symptoms (wheezing, coughing, phlegm production, respiratory infections)
• Physiological changes (e.g. lung function)
Effects attributed to long-term exposure
• Mortality due to cardiovascular and respiratory disease
• Chronic respiratory disease incidence and prevalence (asthma, COPD, chronic
pathological changes)
• Chronic changes in physiologic functions
• Lung cancer
• Chronic cardiovascular disease
• Intrauterine growth restriction (low birth weight at term, intrauterine growth
retardation, small for gestational age)

 

・2つ目に勉強になったのは、あらたに大気汚染公害被害者救済制度の基本的な考え方が提示されたこと。「公害健康被害の補償等に関する法律」(公健法)が1987年に「改正」されて、新規の大気汚染の公害患者さんは行政上は「発生」していないわけですが、実際は、大気汚染による患者さんはいるわけです。その人たちをいかに救済するか。昨年秋から環境会議で議論を始めていたそうです。本日はその中間報告という形で出されました。基本的な考え方とその骨子が提示されました。現行の公健法と別の制度とし、医療費救済と被害補償の二本立ての制度とするとのこと。早く原案が出来て国会で議論され、新たな制度が発足することを期待します。

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話は変わりますが、倉敷も神戸も観光産業が落ち目で、さびしく思います。

小生は環境医学は門外漢ですが、せめて観光産業の復興再生に協力したいと思います。

>Paul Carpenterさま,コメントありがとうございます.個人的な見解ですが,倉敷の観光の一押しは,大原美術館です.美観地区もよろしい.
私は,こころの中で違った意味での「観光産業」ができないかと思っています.1つは,病院を中心にした,医療・福祉地域といったもの=私の住む病院周辺は高齢化がすすんでいます.その人達が疾病・障害があっても一生住み続けられる街をつくる・・・住宅の保障,在宅での医療・介護の保障.そのための関係組織のネットワーク作り.もう一つは,重化学工業のコンビナートで壊された街が再生し,産業と生活の調和のとれた街にする.それらの地域が全国的なモデルとなり「観光地」=見学に訪れる人がひっきりなしにくる.また,住みよい街なので人が集まってくる.
そういう事ができたら良いな.
written by Paul Carpenter / 2008.09.22 18:01

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