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・先日書いた『医療・福祉政策学校』への行き来の電車のなかで、『サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉』(春山昇華著。宝島新書。2007年11月24日)が読めました。そもそも、アメリカの住宅問題が、なぜ世界経済に影響を与えるのか、さっぱり分かりませんでしたが、この本を読んである程度理解できた気がします。

・感想は、アメリカの資本主義は腐っちょる、ということです。資本主義といったら、言いすぎなら、銀行、証券、格付け、住宅、ブローカー各企業は、汚い、堕落しているという感じです。著者は、日本でも似たようなことが起こるのではないかと、危惧されています。「リバース・モーゲージ」という制度の悪用ということです。これが、何かは、この本読んでください。次に一つだけ,ひどい話を引用しておきます.

サブプライムの証券化商品をとりぷるAと評価した,格付け機関の責任者の言いぐさ

「企業の格付けと,証券化商品の格付けは性格が異なる.同じトリプルAでも意味は違う.そこを投資家は理解しているはずだ.定義は紙に書かれており,読めばわかる.もし,証券化商品のトリプルAと,企業のトリプルAが同じだと混同されたのであれば,我々の意図したところではなく,責任は投資家にある..」

「格付け機関のトリプルAというのは何の責任もないひとるの参考意見というのが法的な位置づけだ.したがって,仮に格付けがおかしいといわれても,責任はない.投資の責任はあくまで投資家の自己責任であって,格付け機関の知るところではない.」

 

・よう言うわと,思いますが,話変わって,突然、情報の評価について:情報は、複数の関係ない「筋」からできるだけ仕入れる方がよいですね。別に今回そういう意図でこの本読んだわけではないですが、期せずして、以前読んだ『反米大陸』で書かれていたことと同じことが、書かれていました。つまり、この情報の信憑性は、高くなったということです。引用します。

現在アメリカを悩ませている問題として、アメリカの裏庭である「中南米の反米化」がある。実は、アメリカ200年の歴史は、中南米の属国化の歴史だった。血なまぐさく、えげつない侵略・殺戮もやってきた。テキサスやメキシコ侵略もその一環で、かつての欧州の宗主国ポルトガル、スペインを追い出して中南米を我が物にした。半植民地状態で借金に苦しむ中南米に金を貸し、傀儡政権に軍事協力することで実質的に属国化してきたわけだ。中南米の金融危機の度に、高金利のローンを供与し、借金でがんじがらめにした。

 

・サブプライムのような、詐欺的な行為が私の身近(地域の患者さん、組合員さん、高齢者、認知症といった人たちに)で起こらないことを願うばかりです。

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