・医学書院の医学大辞典で,Beer potomaniaをさがしていたら,載ってなくて,たまたま標題のような疾患(beer and cobalt syndrome)がみつかりました.以下,その引用です.
「ビール多飲者にみられた心筋症で,ビールに添加されていたコバルトが関与していた.ビールを何年間も毎日飲んでいた人に心不全の症候がみられたが,現在はコバルトの添加が中止されており,新しい症例は発症していない.」
・コバルトによる心筋障害は、以前記事にしたことがありますが、こういった名前があるのは知りませんでした。さて,ここで一つの疑問がわいてきます.ひょっとして,過去アルコール性心筋症と診断されていたのは,実は純粋にアルコールのせいでなく,コバルトによる心筋症も含まれていたのではないか?と.ハリソン17版のアルコール性心筋症のところをみると,コバルトのコの字もありませんでしたが,UpToDateには,以下のような記載がありました.
Additives to an alcoholic beverage, for example cobalt, may rarely exert a toxic effect on the myocardium
・やはり,教科書は複数見るものですね.
・それにしても、当直明けで、眠い...
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>Paul Carpenterさま,コメントありがとうございます.私の患者さんで,塵肺に食道癌合併がお二人,食道の悪性リンパ腫合併の方がお一人おられます.三人とも化療+放治で,長期生存されております.(お一人は食道癌以外の疾患でお亡くなりになりました)お父様,心不全は,とても残念だったことと思います.お悔やみ申し上げます.
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