・本日、昼ごろ「金属アレルギーの検査をして欲しい」という電話があり、受付の人が、どうぞ来てくださいという対応をしてしまいました。金属アレルギーの検査で一般的なものは、パッチテストですが、当院ではできません。せっかく来ていただきましたが、申し訳ないですが、当院ではできませんとおことわりしました。その方は、歯科で金属を入れてから、手足の発疹がでてきたということです。皮膚科では、汗疱と診断され、ステロイドを塗っていたけど、治らないということで、歯科の治療との関係を疑われていました。じつは、皮膚科でパッチテストを「した」のですが、アレルゲンを貼付したけど、忙しくて判定には行かず、Dr.に電話で発赤しているのが5番目と6番目だけどと言ったら、金とパラジウムと言われたとのことです。歯科でいれた金属は、銀、金、パラジウム、水銀、銅、インジウム等が入っていたことを歯科で確認しました。ご本人とは、正確にもう一度皮膚科でパッチテストをして、診断を確定し、実際そうなら、歯科の金属を除去しましょうというお話をしました。
・汗疱の写真は、下のWebsiteをご覧下さい。
http://www.dermnet.org.nz/dermatitis/pompholyx.html
・歯科の金属アレルギーによる皮膚症状は、①局所的な口の中の疾患:口内炎、口角炎、舌炎、口腔扁平苔癬(たいせん)と②全身性の疾患:全身性接触性皮膚炎、掌せき膿疱症、貨幣状湿疹、扁平苔癬、偽アトピー性皮膚炎、顔面湿疹。
☆これらの疾患をみたら、口の中の治療が原因かもしれないと考えましょう。