・当院は月に1回ホンの少数の集まりですが,開業医さんと勉強会をしています.称して玉南医懇(玉島南部の医師の懇談会の略,と思われます)もう,30年弱続いているようです.(私がこの病院に赴任したのが2000年で,昔の事を良く知らないので,若干曖昧な表現と成っております)
・最初の頃は,なかなか気が重かったのですが,最近は楽しいですね.年に2回は飲み会ですが,本日はその飲み会でした.飲み会の終わる頃患者さんが亡くなったという電話が病院より入りました.飲み会終了後,病院へ行き,奥さんと子供さん方に,ご挨拶をしました.亡くなった患者さんは,脳卒中後全介助状態となり9年寝たきり状態でした.昨年7月に肺癌が見つかりましたが,全身状態より積極的な治療は行わず,「看取り」の方針としていました.そして,本日亡くなられたわけです.特に,人工呼吸,心臓マッサージなど,してもらっておりません.(当直医対応でしたので)私が,病院に着いて奥さんに挨拶したき,感謝されました.病院が近くて,毎日旦那さんの所にこれて良かった.よく面倒みてくれたと.また,子供さん方も最後に看取れてよかったと.特に,積極的なことはせず,基本的にご本人の苦痛をとるといった方針でしたが,病院がお家のすぐ近くにあるというメリットを,あらためて認識しました.(奥さんはご高齢で足がなく,遠方の病院だと毎日病院に来ることなどできなかったはずです)この患者さんは,大往生とまでは言えないまでも,小往生といって良いのではないかと思いました.自宅で看取る介護力がないご家族の方に,当院のような小さな病院の存在意義はあるのではないないかと思います.
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