・私、何故か縁あって倉敷市の公害健康被害認定審査会委員を一昨年よりしております。新人です。で、倉敷市の委員会の慣例の様で、新人は標記『大気汚染公害認定研究会』に参加することになっているようなので、1/20パシフィコ横浜で開かれる第37回の会議に参加してまいりました。(この会議の帰り雪で困ったことは書きました)
・この研究会の会則によりますと、構成員は、各地区の公害認定審査会委員と関係行政機関の職員だそうです。目的は、三つで、①会員の公害医療及び公害認定に伴う医学的知識の研修、並びに向上を図ること②各地区の認定審査上における情報交換に関すること③その他、認定審査に関すること。
・私は、最近大気中の粒子状物質の健康影響を勉強したいと思っておりましたところ、ちょうどこの会の特別講演で「大気中微粒子とその影響について」(講演者 新田裕史 国立環境研究所)がありましたので、期待しておりました。→→→なかなか良かったです。講演のパワーポイントのCDが欲しいな...
・講演の内容は、まず微小粒子の説明について。次にその健康影響について、短期曝露と長期曝露の影響について。主に外国の研究の紹介でしたが、日本でも研究がされており、その一部が紹介されておりました。
・ご存知ない方もおられると思いますので、ちょっとだけご紹介すると、短期影響では、粒子状物質の大気中濃度が上昇すると、全死亡、呼吸器系、循環器系の死亡リスクが、0.数%~数%程度増加。また、入院件数、救急外来受診件数が増えます。長期曝露の影響でもしかり。
・実は、このブログでPM2.5のことや大気汚染と循環器疾患について書こうと思っておりました。大気汚染が循環器疾患にも影響するというのは、なかなか興味深くないですか?
参考になるWebsite
環境省の『微小粒子状物質健康影響評価検討会』
http://www.env.go.jp/air/info/mpmhea_kentou/index.html
・米国のEPA
http://www.epa.gov/
その中のPMについて
http://www.epa.gov/ebtpages/airairpollutantsparticulatematterpm.html
さらに詳しく
http://cfpub2.epa.gov/ncea/cfm/recordisplay.cfm?deid=87903
本日の英語
EPA Environmental Protection Agency
(アメリカ合衆国)環境保護局(庁)
PM Particulate Matter 粒子状物質
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