・以前NIPPVである患者さんの病状が改善したことを書きました.その患者さんが本日亡くなり,つい今しがたお見送りしました.お家の方(奥さん,子供さん)には,病状はご説明し,「納得」はしていただいておりました.NIPPV以上=気管内挿管,気管切開は,しないということにしておりました.(ご本人は,NIPPVにも難色を示されておりました.)ご家族も近々亡くなることは分かっておられたのでしょうが,本日号泣されておられました.奥さんが泣きながら「ありがとうございました」と言われましたが,かける言葉がありませんでした.人はいつかはなくなる.そのことが分かっていても,実際に受け入れるには時間がかかるのですね.医師生活約25年,何100人もお見送りして,いまだ,こういう感慨にふけるとは...
・また,今朝,以前勤めていた総合病院/臨床研修指定病院の朝礼報をみていると,私が以前診ていたNIPPVをされている患者さんが,在宅で死亡という記載をみました.機械に「たっちゃん」と名前を付けた患者さんです.奥さんが訪室し,心肺停止の所を見つけられたそうです.突然のことで,奥さんはなかなか死を受け入れられないでしょうね.この患者さんは,10年以上前に挿管,気管切開,人工呼吸を繰り返していたのを,NIPPV導入で落ちついていた方.確か84歳.いずれは,お亡くなりになると思っていましたが...
・人は,いずれかは死ぬ.自分に言い聞かせ,最近は患者さんや家族にもそういう類の話をしています.毎年新年には,遺書をかかないといけないと思いながらそれができていません.しかし,今年は,「遺書を書きましょう運動」をはじめるつもりです.
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