・若かりし頃、医局のみんなが働き好き(働き過ぎ)なので、遊ばないといけないという使命感で、医局スキーツアーを始めました。バスを1台かりきって、金曜日の夜から信州方面へ出発。土、日滑って、月曜の早朝に帰ってくる→そのまま仕事、といったことを毎年企画していました。(医師のみじゃあ当然バス1台とならないので、他の職員も誘ってです。)もう、何年もスキーに行ってません。行きたいけど、今書いたようなスケジュールじゃ、ちょっと・・・
・スキーにいくとWearに防水スプレーをかけますが、屋外で、風上にたってかけましょう。以下のような症例報告があります。
防水スプレー吸入による急性呼吸器障害の夫婦例
小林花神(藤田保健衛生大学医学部附属第二教育病院 呼吸器内科), 立川壮一, 堀口高彦, 近藤りえ子, 志賀守, 廣瀬正裕, 佐々木靖, 鳥越寛史
日本呼吸器学会雑誌(1343-3490)44巻9号 Page647-652(2006.09)
論文種類:原著論文/症例報告
著者抄録:症例は28歳男性、27歳女性の夫婦。夫は防水スプレー使用直後に喫煙し、15分後に発熱、咳嗽、呼吸困難が出現。妻は2時間後より吐気が出現。9時間後近医受診したが夫は低酸素血症認め当院紹介された。低酸素血症に加え胸部CTで両側上肺野優位に淡い肺野濃度の上昇、小葉間隔壁の肥厚を認め入院。妻は受診時症状は消失していたが、夫と同様の胸部CT像を認め入院。入院後自覚症状、低酸素血症のある夫に対してはステロイドパルス療法、酸素吸入を行い3日目には動脈血液ガス分析の正常化を認めた。妻は入院を通して症状、低酸素血症は認めなかった。両者とも入院7日目の胸部CTは改善し退院となった。夫婦にみられた防水スプレーが原因の急性呼吸器障害と考えられたが、夫は、より毒性の強い熱分解産物により、症状が重篤であったと思われた。
・防水スプレーによる健康障害は、1992年頃から日本では増えているそうです。1998年には、「防水スプレー安全確保マニュアル作成の手引き」というものが公表されています。他の情報源としては、日本中毒情報センターがあります。
・せっかく楽しいスキーなのに、防水スプレーで調子悪くなったら、滑ってないのに、「スベッタ」(お笑い用語)というかんじですね。お気をつけ下さい。
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