・休日当番医も、ゲボがでそうながらも、無事終わり、何とか年を越せそうです。私のブログを見てくださった皆様、本当にありがとうございました。来年も、このブログを続けていきたいと思っております。ぜひとも、皆様方からの、職業・環境医学に関するコメントをお願いしたいと思います。
・本年3月から、このブログはじめましたが、不思議というか、あたりまえ(?)というか、まじめな医学記事よりも、趣味的な記事へのアクセスの方が多かったようです。医学記事をもっとわかりやすく、面白く書く努力を来年いたしたいと思います。くわえて、オヤジギャク(オギャク)にも磨きをかけていきたいと思います。
・標題のOEMは、occupaitonal & environmental medicineという意味です。4649は、「ヨロシク」ですね。
・それでは、皆様もよいお年を。(この記事見る頃には、「あけおめ」でしょうか?)わたしは、これから、羽毛布団2枚重ねで、ぬくぬくと布団に入り、好きな本をよみます。(年末年始お仕事の当院職員、また、全国の医療従事者の方々、本当にお疲れ様です。皆様の努力で、日本国民の健康が守られております。・・・冗談でなく、本気です。)
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・毎年のことですが、年末・年始は憂鬱です。本来新年を迎えることはめでたいことなのですが...この休みの間、病院の人的体制は手薄になり、急患、休みの間の新入院、入院患者さんの状態変化だのいろいろあり。また、病院管理上のトラブルが結構会ったりして。
・病棟に患者さんを持っているストレスというのは、他の人にはわからないでしょうね。かつ、さまざまな管理上の問題も、また、他の人にはわからないでしょう。
・年末になって、暗くなってしまいました。明日、1日休日当番医です。気を引き締めていきましょう。
・今日、GEOでかりたDVD「新世紀 エヴァンゲリオン」(TV放映版)第1巻見ました。実は、初めて、最初から最後まで『残酷な天使のテーゼ』を聴きましたが、なかなかよかったな。お年玉もらったらCD買おうかしら。
・もひとつ、『攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL』も本日見ましたが、とても哲学的でしたね。
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・本日本来は、dutyで北の地の診療所の外来のはずでしたが、体調不良の私を気遣ってくださり、色々スケジュールをやりくりして他のDr.が行ってくださいました・・・深謝、深謝。で、私は、重症の患者さんのみ診て早々と帰宅いたしました。
・最近『創聖のアクエリオン』がYahoo動画で観れると知って、第一話より見だしました。大体こんな戦隊物や変身物に出てくるキャラクターのパターンって決まっていて、このアニメも同じパタンを踏んでいると思うのですが、なんせ絵・色・デザインがきれい、おもしろい。メカの動きも面白い。ケルビム兵なんて、そのデザインおよび命名が私好み。ただ、果たして飽きずに全部見終えることができるか?
・それにしても、パチンコの宣伝で流される主題歌のインパクトが強い。
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・体調改善度70%で,本日16時より20時30分まで,夜間外来:ゲボが出そうです.(方言でわからんかしら?)患者さんから,お大事にと言われました.(今までも時々言われたことあるけど)また,長時間待たせた患者さんゴミンナサイ.
・このブログで職歴をとる大切さを訴えているのですが,世の中に有る仕事がすべて分かるわけではありませんよね.それでも,ちょっとでもこういうものかと知っていると問診や診断に違いが出てくるのではないでしょうか?仕事を知る一つの方法として,最近私も知ったのですが,サイエンスチャンネルのTHE MAKINGという番組があります.インターネット/スカパーで見ることができます.「**ができるまで」といった内容でいろんな製品の製造工程を紹介しています.こういうのを見ていると,イメージがすこし膨らむと思います.単純に見ているだけでもおもしろいし,ここはこういうリスクがあるなという見方で見るのもおもしろいです.
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・発熱,筋肉痛,頭痛,咳,痰でまる2日寝込んでおりました.病欠する前に,二酸化炭素が貯留傾向に有る患者さんがおられ,NIPPVを行う相談をご家族としようと思っていたところ,私が病に倒れてしまいました.私のいない間,同僚のDr.たちが対応してくださり,なんとPaCO2が140Torrまであがり,COMAとなっていた患者さんが,本日私が出勤すると意識は戻り,PaCO2も60代となっとりました.すごいぞ,NIPPV.(これだけじゃなくその他輸液やステロイドの使用もありますが)
・10年以上前,肺結核の後遺症の患者さんで,やはり二酸化炭素が貯留し,何回も挿管,人工呼吸,気管切開を行っていた方がおられました.当時ぼちぼちとやられ出していたNIPPVをおこなうと二度と挿管,人工呼吸することなく,劇的にきいたことを思い出しました.その患者さんが,その機械と私に感謝して,機械に「たっちゃん」(私の名前が,たつや)と名付けてくれたのを思い出しました.
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・12/25のashahi.comの記事に標題の記事がありました。私の好みのオヤジギャク(略してオギャグ)ですえね。オヤジギャクを馬鹿にしてはいけない、一定の教養が無いとオモシロさが分かりませんから。
・指宿をなんと読むかわかりますか?これが読めないと、この記事の面白さが分かりません。指宿は、鹿児島県の市で、イブスキと読みます。クリスマスイブにすき焼きで、略してイブスキですね。指宿商工会議所の商店が活性化の一イベントだそうです。
その他地名テスト:枚方、十三、弘前っていう地名読めますか?
・それにしても、38度熱があるとエライ。でも、一日中横になっているのもえらい。ということで、ちょっと座ってブログ書きました。病院休んでいるのに、ブログ書いてと、怒られるかもしれません。
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・今のところ『高橋書店』を気に入っております.来年の手帳は早々に買いました.(うちの診療部長も同じ手帳を買っておりました)そして今回『名言・格言日めくりカレンダー 2008 』が出るというので,注文しました.最初高橋書店のWebsiteを見ると,既に売り切れ.AMAZONで注文しました.残ってて,ラッキー,クッキー,せんたっきー・しかーーしっ!さっき,この商品が入手できないことが判明しましたとのe-mailが届いておりました.気落ちした壁掛け→ガク.仕方ないので,英語の勉強用日めくりカレンダーをトイレにかけることにします.そのカレンダーのパッケージのイラスト:ホテルに泊まっているお客さんが,Call me doctorといっており,それを聞いたフロントのヒトが,「何じゃこいつ」と言う顔で,Yes, doctor.(細かい文言は違うかも)と返事しているものです.プフッと笑ってしまいました.実際は,こんなことないですよね.(ex. riceとLiceの発音の違いで実際こまらんでしょう.nativeは分かってくれるはずです)
・私,昨日より寒気有り,本日は頭痛,吐き気有り,さっき37.7度の発熱有り.今インフルエンザの迅速診断の結果が出て,陰性.一応よかった.ということで,とってもしんどくてまじめな医学記事かけませんでした.本日は,安売りのケーキを食べる日です.早く帰りたい.
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・若かりし頃、医局のみんなが働き好き(働き過ぎ)なので、遊ばないといけないという使命感で、医局スキーツアーを始めました。バスを1台かりきって、金曜日の夜から信州方面へ出発。土、日滑って、月曜の早朝に帰ってくる→そのまま仕事、といったことを毎年企画していました。(医師のみじゃあ当然バス1台とならないので、他の職員も誘ってです。)もう、何年もスキーに行ってません。行きたいけど、今書いたようなスケジュールじゃ、ちょっと・・・
・スキーにいくとWearに防水スプレーをかけますが、屋外で、風上にたってかけましょう。以下のような症例報告があります。
防水スプレー吸入による急性呼吸器障害の夫婦例
小林花神(藤田保健衛生大学医学部附属第二教育病院 呼吸器内科), 立川壮一, 堀口高彦, 近藤りえ子, 志賀守, 廣瀬正裕, 佐々木靖, 鳥越寛史
日本呼吸器学会雑誌(1343-3490)44巻9号 Page647-652(2006.09)
論文種類:原著論文/症例報告
著者抄録:症例は28歳男性、27歳女性の夫婦。夫は防水スプレー使用直後に喫煙し、15分後に発熱、咳嗽、呼吸困難が出現。妻は2時間後より吐気が出現。9時間後近医受診したが夫は低酸素血症認め当院紹介された。低酸素血症に加え胸部CTで両側上肺野優位に淡い肺野濃度の上昇、小葉間隔壁の肥厚を認め入院。妻は受診時症状は消失していたが、夫と同様の胸部CT像を認め入院。入院後自覚症状、低酸素血症のある夫に対してはステロイドパルス療法、酸素吸入を行い3日目には動脈血液ガス分析の正常化を認めた。妻は入院を通して症状、低酸素血症は認めなかった。両者とも入院7日目の胸部CTは改善し退院となった。夫婦にみられた防水スプレーが原因の急性呼吸器障害と考えられたが、夫は、より毒性の強い熱分解産物により、症状が重篤であったと思われた。
・防水スプレーによる健康障害は、1992年頃から日本では増えているそうです。1998年には、「防水スプレー安全確保マニュアル作成の手引き」というものが公表されています。他の情報源としては、日本中毒情報センターがあります。
・せっかく楽しいスキーなのに、防水スプレーで調子悪くなったら、滑ってないのに、「スベッタ」(お笑い用語)というかんじですね。お気をつけ下さい。
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・宅配業者の職業性疾患としては、まず腰痛症が思い浮かびます。また、その長時間過密労働からみて過労死も心配です。ある、宅配業者のCMを見ていると、重い荷物を持って走っています。腰痛発症のハイリスクですね。イギリスの人がそのCMみたら驚くのではないでしょうか。(何で、イギリスか・・・私は、イギリスの重筋労働についてちょっと勉強したことあり、またHSEにも行ったことあるからです。イギリスでは、結構重量物取り扱いには注意が払われているようです。)
・ところで、宅配の業者は色んなものを運ぶのですね。動物も送り届けるから、オウム病になることもあるのですね。以下、症例報告です。
宅配流通業者に発生したと考えられたオウム病の1例
大久保健太郎(太田西ノ内病院呼吸器センター 内科), 大久保寿子, 松浦圭文
日本内科学会雑誌(0021-5384)93巻5号 Page1009-1011(2004.05)
抄録:58歳男.宅配荷物振り分けの際に「ペット鳥類」と記載してある荷物が気になり,手に取り観察し通気孔より臭いを嗅いだ4週間後に咳,痰,全身倦怠感,下痢,発熱などが出現し受診,肺炎の疑いで入院となった.各種検査所見からレジオネラやオウム病などを考え,エリスロマイシンとパニペネムで治療を開始した.入院5日目に呼吸状態の悪化を認め,人工呼吸管理下にパルスを含めたステロイド療法も開始した.10日目より改善が認められ人工呼吸器から離脱,30日目に退院した.その後,入院時に提出していたオウム病クラミジアの補体結合反応が256倍と高値を示し,ペア血清との比較で4倍以上の差を認めたことからオウム病と診断した
補足:インターネットの普及で、多くのペットショップがネット上で売買を行っており、その流通が宅配で行われているとのこと。現在行政上の規制は無いみたいですが、このような事例(これが始めての報告)が次々起こってくると行政の介入も必要と考察で述べられています。この方、業務上疾病となったのでしょうか?
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・本日は忘年会/望年会で楽しく時を過ごしました。医局+事務長+総師長で「おしりかじり虫」を踊って、出し物の1位となりました。
・まったく、話変わって、内科学会誌の症例報告です。日本は、というか、多分世界は、不均等に発展していると思います。労働環境がよい(主に)大企業もあれば、劣悪な(主に)零細企業もあります。「不均等」という認識はとても大切なことだと思います。
【症例報告】慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチーとの鑑別を要したn-ヘキサン中毒性多発ニューロパチーの1例
高田良治(鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科先進医療科学専攻神経病学講座神経内科・老年病学), 白石匡史, 松浦英治, 有里敬代, 大窪隆一, 樋口逸郎, 梅原藤雄, 納光弘, 有村公良, 橋口一英
日本内科学会雑誌(0021-5384)95巻5号 Page933-935(2006.05)
【抄録】48歳女.患者は四肢末梢優位の感覚鈍麻,深部腱反射消失を認め,入院後も1カ月以上にわたって四肢の筋力低下が進行した.慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチーが疑われ,免疫グロブリン大量静注療法が施行されたが,その後も筋力低下が進行し転院となった.髄液検査では蛋白細胞解離がみられ,電気生理学的には伝導ブロックを伴う多発ニューロパチーが確認された.一方,神経病理所見では一部髄鞘の菲薄化を伴う腫大した軸索が散見され,ときほぐし法では髄鞘の菲薄化を伴う軸索の限局性腫大像を認めた.Paranodeに脱髄様変化を認めたことが注目すべき点であった.病歴を再聴取し,n-ヘキサン曝露歴が明らかとなり,n-ヘキサン中毒による多発ニューロパチーと診断された.そこで,この時点まで行っていた免疫吸着療法を中止したが,この後も進行性の経過を示し,気管切開に至った.以後,対症療法のみで回復となった
【補足】この論文の考察のところで「入院時診断に際してCIDPとの鑑別が困難であった理由として、まず入院時にn-ヘキサン曝露歴の情報が得られなかったことが挙げられる」と、病歴(この場合職歴)聴取の「抜け」がかかれています。末梢神経障害をみたら、必ず職業・環境(重金属とか有機溶剤とかの接触)をきくべきと思っております。
・先に労働環境の「不均等」と書きましたが、この患者さんは「1カ月近くにわたりほぼ毎日、換気の悪い自宅の一室にて自身の塗装業で使用する作業服の染み抜き目的でノルマルヘキサンを99%以上含有する”アルプスベンヂン”に作業服を浸したまま就寝をつづけていた」ということです。こういうことが今の日本でもあるんですね。
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