・多くの医療機関に理念があると思いますが,恥ずかしながら当院は最近まで理念がありませんでした.やっと最近私が起案し,職責者の会議で論議し,以下のような理念を決定しました.言葉の言い回し,表現はもっとうまくできなかったかなという思いはありましたが,現在私が考えていることが,盛り込まれたと思います.ご一読下さり,コメントをいただければ,幸いです.
私たちの考え
保健・医療・介護は,医療従事者と利用者・地域住民との「共同の営み」と私たちは考えます.医療従事者が利用者に奉仕し,利用者はサービスを受けるだけの単なる「消費者」であるとは考えません.お互いに責任と役割を持って,目標達成のために努力することが必要です.
医療従事者には,利用者の病気のみを診るのではなく,生活・労働背景にも目を向け,地域に生きていく人間として捉えることが求められます.
医学・医療には限界,不確実性が常に伴います.それを共通認識とした上で,お互いが満足できる医療を目指すことが必要です.そのためにも,医療従事者側には,透明性と説明責任が求められます.
「共同の営み」は,診療の場面ではもちろんのこと,事業所の運営,職員の雇用・育成,地域の改善,社会保障の拡充等すべての部面にわたって行われるべきものと考えます.
共通の目標達成のために,個人,町内会,医療福祉機関,行政機関等様々な団体と協力・共同が必要と考えます.
そして,これらの事を実現するためには,職員が誇りと生き甲斐を持って働ける事業所であることが望まれます.
以上のような考え方に基づき,当院の理念,基本方針を以下に定めます.
理念
玉島とその周辺の地域で暮らす人々が,疾病・障害のあるなしに関わらず,その人らしく輝いて暮らせ,安心して一生を終えることを支援する医療機関でありたいと願います.
基本方針
・利用者の人権,尊厳を尊重した,安全・安心な保健医療介護サービスの提供に努めます.
・分かりやすい情報の提供に努め,あらゆる場面で「共同の営み」の立場をつらぬきます.
・職員が,安全で,生き生きと働ける職場をつくり,誠実で向学心のある職員を育成します.
*上記の赤字がキーワード的なもの,青字が特に大切な考え方と私が思っているものです.
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