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・私は映画好きですが、マニアという程でもないので、俳優や映画監督の詳細は知りません。リチャード・アッテンボローRichard Attenboroughについても、俳優であり監督だったとは知りませんでした。インターネットでアッテンボローを引いてみると割と見たことある映画に出演、または監督してました。(たとえば、ジュラシック・パークね)

・遠い昔,この監督の『遠い夜明け』という映画を見て、標題のスティーヴ・ビコと「黒人意識運動」というのを知りましたが、その頃は若く、特に突っ込んで勉強もしませんでした。

・最近のランセットの記事(Vol. 370 Septmber 8, 2007)を見てびっくり。ビコのことが載っていました。今年は黒人意識運動・反アパルトヘイトの活動家ビコが、南アの治安警察の拷問で殺されて30年になるのですね.(1977年9月12日殺害)LancetのCorrespondenceに'Biko to Guantanamo: 30 years of medical involvement in torture'なる記事が載っています.ビコの拷問に関わって適切な医療処置をしなかった二人の医師の事がまず述べられています.それから,現在グアンタナモでの医師の拷問への関与が批判されていました。この記事には,「参考文献」もあり,これから読んでみようと思っています.この記事で驚いたのは,代表して6名の人の名前が載っていますが,実は260名を代表してということです.

・Bikoの拷問に関与した医師の慚愧の言葉

I had gradually lost the fearless independence...and become too closely identified with the organs of the State, especially the Police force...I have come to realise that a medical practitioner's first responsibility is the wellbeing of his patient, and that a medical practitioner cannot subordinate his patient's interest to extraneous considerations.

赤字の所は,当たり前のことと思うのですが,非常時には,当たり前のことが当たり前のこととして通用しないのでしょう.

・私は常々平和があっての医療と考えています。ましてや医学が戦争に協力することは絶対是認できません。アメリカが行っている医師関与の拷問。アメリカの「同盟国」である日本の医師はどういう態度をとるべきでしょうか?せめて色々な医学雑誌にこういった記事を載せて欲しいものです。(私は微力なのでこういったブログしか書けませんが...)せめてこのランセットの記事の和訳を誰か名のあるDr.が学会誌または有名医学雑誌(商業誌)に載せてほしいものです.

 

 

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