・Edward Livingston Trudeau の愛した言葉
時に癒し Guérir quelquefois
しばしば支え Soulager souvent
つねに慰む Consoler toujours
私は,フランス語が分かりませんが,次のように訳されていることもあるようです.
ときに癒し、しばしば和らげ、つねに慰む
・この言葉を最初に知ったのは,いつだったか?『医者と患者と病院と』という本だったかもしれません.
・若かかりし頃,初めてこの言葉に接したとき,ピンと来ないといおうか,「何じゃこりゃ」と思っった記憶があります.何か,敗北的で,医学はもっとできるのじゃーと思っていたからでしょう.年をとると,この言葉に納得します.最近直接診る患者さんのみでなく,重症の患者さんの家族にもこういった態度が必要だとこの言葉を思い出していました.
・つい先ほど,私が診ていた塵肺の患者さんが亡くなりました.お見送りするときに長男さんが「オヤジは,先生に診てもらっていて幸せだったと思います」と言ってくださいました.最近疲労でヘロヘロになっていましたが,この言葉に励まされたといおうか,癒させました.トルドーの言葉は,医師→患者・家族のみでなく,患者・家族→医師にも成り立つのかもしれないと思いました.
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・以前宣伝しました岡山県医師会女医部会の山崎麻美先生の講演会に行って来ました.主催者発表は聞いていませんが,参加者は40名くらい,うち男性5名?(私の視認で)でした.
・朝礼で女医部会の講演会にいくと話をしたら,外来看護師の詰め所で「女装していくんかな?」といった話で盛り上がった(?)そうです.
・講演会後の懇親会にもDr.Jに誘われるままに参加しました.その時の参加者が20名で男2名でした.
・以下講演会,懇親会で聞いたこと,感じたことを羅列してみます.
講演の中身から
・女性医師が子育てしながら勤務を続けるための3点:①家族の理解②自分の意志や気力,子供の育て方,仕事に対する考え.
・院内保育所の整備などは,病院のトップの考え次第→同感でした.
・産休取得率(都道府県医師会アンケート調査結果より)
東京都 59.3% 千葉県77.5% 長野県 56.4% 鳥取県 83.1% 大阪府 58.1%
→この低さに,私はびっくり
・大阪医療センターでのとりくみ「お休みしている女性医師の皆さん!そろそろ復帰してみませんか」シンポジウム
標記シンポジウムを企画されたそうですが,実際に働かれていない女医さんの参加は10名で,その他は病院管理職の方々だったそうです.はたらいていない女医さんを探し出すのはとても大変なことだそうです.
・医学生の意識の変化(愛知県保険医会:医学生,歯学生,研修医へのアンケート)
結婚相手に仕事をやめるように言われたら如何にするか(女性に対して)
続けたい45.5%一時的にでもやめる 54.5%
出産後も仕事を続けたいか
続けたい 74.3% 一時的にでもやめる25.7%
出産後にも配偶者に仕事を続けてほしいか(男性に対して)
続けて欲しい 37.9%一時的にでもやめて欲しい 62.1%
→昔と違う医学生の意識の変化がみられる
・女子復帰支援(技術研修)の大変さ:復帰する女性医師に新しい技術を習得してもらうとして教える方の医師が大変:自分の科,病院へきてくれるなら教えがいがあるが,他で働けるなら教えられない(その点女子医大は立派)
・懇親会で(これは,もう一人の男性医師およびDr.Jとの話の中で)
若いうちにやめた女医さんは,急性期の医療のみ経験してやめている.現在の療養型や老健施設等慢性の医療の経験がない.仕事の仕方も色々あると思っていないのではないか?→我々病院側も,もっと具体的にこういった働き方もありますよという広報活動が必要
私の今思いつく働き方
検診 療養型入院の患者さんのみ診る
外来のみ,それも交代で.
変則勤務色々:午前中のみ,二人で一人の患者さんをみる,3交代,1日6時間労働etc.
・いったんやめた女医さんを復帰させるのは大変.大切なのは,今働いている女医さんをやめさせないこと.
・以上講演内容や,私的な話,感想等ごちゃ混ぜな「報告」でした.
山崎先生は,若いとき本当に苦労されたと思います.(主に男社会の中で)そういうことを陰性にひきづっていない態度・雰囲気に感銘しました.
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・私は、独り言をよく言います、詰所でも。それもオヤジギャグというか言葉遊びというか...
・例をあげると:
疲れたとき:「疲れたジョイナー」(若くしてなくなりましたジョイナー)「チカレタビー、チカレタX、チカレタZ」(むかし「チカレタビー」というコマーシャルがありましたが、疲れのグレイドをアップさせて、XとかZとしました)「疲れたジョー、あしたのジョー」(漫画明日のジョーですね)
困ったとき:「往生シマクラチヨコ」「往生しまなみ海道」(「往生します」の「しま」から)
寒いとき:「サミー・デイビス・ジュニア」(これは以前の記事で取り上げました)
・こういった私の独り言を看護師さんたちは、スルーしていたと思っていました。ごく一部反応してくれる看護師さんもいましたが。(そういう人には好感をもちます。命題:自分を認めてくれる人には好感を持つ)先日、「しまった、しまった」といって机から立ち上がり伝票をとってふと振り向くと看護師さんたちが、なにかざわついていました。どうしたのと聞くと、「しまった」のあとに何がでてくるかと「期待」していたとの事でした。そのときは、まじめに仕事していた(いつもまじめですが)ので「ギャグ」をとばす余裕もなかったのです。ああ、じつはサイレントマジョリティーがいるのかと意外に思った次第です。ところで、「しまった」の後はどう続けるべきか?すっきりした解答がみいだせません。「しまった、しまったシャッター街」か、「しまった伸介」か?なにかいい案をコメントでください。
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・職業性疾患へのアプローチの仕方は,三種類くらいあると思います.
①通常の臨床の場で,疾病の鑑別診断を挙げるとき職業・環境因子を考える:おもに臨床医の立場
ex. 肝障害をみた場合,有機溶剤中毒を考える.
②原因物質から,考える:主に(専属)産業医の立場
ex. n-へキサンを使っていると多発性神経障害が起こる.
③職種,業種から起こりやすい疾病を考える
:臨床医,産業医共に
ex. 医療従事者のリスク:感染,腰痛etc.
建設労働者: アスベスト暴露 振動障害
・このブログでも,
①こういった症状や疾患の場合,こういう職業環境因子を考慮
②こういった物質や作業は,こういう疾病を起こりやすい
③こういった職種・業種には,こういったリスクがある
といった三種類のアプローチをしてみたいと思います.
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・たまたまTVのチャンネルをいじっていたら、NHKの視点・論点が目に留まりました。一番最初の表題を見逃したのですが、モンスターペアレントのことでした。「教師を悩ませる困った親」ということで、いろいろ列挙されていましたが、最後の二つ、教師をやめさせるのに生きがいを感じている(ような)親、教室に盗聴器をしかけた親というのを聞いてひっくり返りそうになりました。こういった困った親たちですが、親を患者・家族、教師を医師や看護師と置き換えればそのまま文章が当てはまりそうなこのごろの医療情勢です。(誤解のないように、これは一部の方の話です。でもその「一部」が非常に医療従事者を疲弊させる)
・逆に、学校も第三者機関ADRをおくようになってきたと論者が言っていました。医療事故でADRという言葉を知っていましたが、そうか、学校でもそうなのかと変に感心しました。
・NHKの論者が、「そもそも親と教師が協力して子どもの成長を図るものであるのに...」といった類のことを言っておらえました。医療も医療者と患者が協力して病を治すものなのに...悲しいことに、こういったモンスターペイシェント・ファミリーにも備えなくてはならない現実があります。
・この記事は、リンクさせていただいている「日々是れよろずER診療」の記事に触発されて書きました。
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・なかなかLancet, NEJM, JAMA, BMCの目次を毎週チェックするだけでも大変です。(全然できとりません)
・先日「平和行進へのあいさつ」の記事で、Lancetの出版社のElsevierがdefence exhibitionをしていることを書きました。もう少し詳しく言うと、わたしがエルゼビアが武器の売買に関わっていると知ったのは、THE LANCET Vol 366 Sep 10, 2005のEditorial Reed Elsevier and the armas tradeという記事でした。ちょっと衝撃でした。個人購読をやめちゃろうかなと思いました。その後、Vol 369 June 9, 2007でReed Elsevier and defence exhibitions: an announcementというeditorialを読み、ほっとしました。多くの意見がLANCETやElsevierに寄せられたようです。これも世論の力だと思った次第。
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・まだ、正式な紹介がすんでいませんが、私の同僚にDr. Jという女性医師がおられます。詳しいご紹介は、またの機会にして、今回の話題の関係でご紹介すれが、恐れ多くも岡山県医師会の女医部会の幹部であらせられます。
・7/29に女医部会があり、その中で下記のイベントがあるそうです。
山崎麻美先生講演会
演題:女性医師の勤務環境改善のとりくみ
日時:平成19年7月29日(日)15:00~16:00
会場: 岡山衛生会館中ホール
Dr.Jはその時に座長をされるそうです。私にも来てねと誘われましたので、今のところいくつもりです。でも、参加する男性医師が少ないとヤダナ...多くの男性医師も参加しましょう!
・女性医師の勤務環境を議論する場合、女性医師のみでなく、男性医師も議論に当然参加すべきと私は思っています。(当然対等平等に、です)当然お互いの労働条件や勤務のあり方を話し合うのです。話し合いの中で相互理解が進むと思います。でも、実際医療機関でどの程度議論がなされているのでしょう?
・講師の山崎麻美Dr.が書かれた本『子どもの脳を守るー小児脳神経外科医報告』(集英社新書、2007年)を読みました。最初、「テレビ脳」や「ゲーム脳」を絡めた子育ての話かなと思いましたが、全然違いました。病気を持つ子どもと家族の話+αです。毅然とした態度で手術に臨む女の子の話や、親に心配をかけまいとけなげに振舞う男の子の話が印象深く、また、病気をもつ子どもを残して先に死んでしまう母親の話には、ちょっと泣いてしまいました。現在ほとんど高齢者を診ている私に、違った世界を教えてくれた本でした。
・何はともあれ、女医部会の講演会に男性医師も参加しましょう!
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・本日私の勤める病院がある玉島地域に平和行進がやってきました。玉島支所で13時に出発集会があり、恐れ多くも地域の実行委員会を代表して挨拶を行いました。以下その概要です。
・皆様お疲れ様です。2点のことを述べさせていただきます。
まず、平和行進は1958年に始まったということです。その年は私が生まれた年です。私の頭の上で原子爆弾が爆発せず、今まで私が生きてこれたのも、皆様と皆様の先輩方が平和を守る運動を継続して行ってきたおかげだと思います。この場を借りて、お礼を申し上げます。
もうひとつ言いたいことは、医学関係のことです。私は英語が苦手で、その勉強のためにランセットという世界的に有名な医学雑誌をポケットマネーで講読しています。その出版社がエルゼビアといいまして、多くの医学書を出版しているところです。ところがエルゼビアという会社は、武器の展覧会も主催していたのです。ランセットの編集委員会は経営層と独立しているみたいで、エルゼビアがそのような武器の展示会をするべきではないという主張をしていました。ランセットと言う雑誌は、戦争や暴力にたいして批判的な記事や論文を載せてきたからです。つい1月ほど前、エルゼビアは武器展をやめることを決定しました。これは、ランセットの編集委員会の声明とそれを支持する多くの世論の影響と思います。やはり、声をあげないといけない。声をあげる事で、変えることができるという証明だと思います。こういった小さな積み重ねで平和な世の中ができていくと思います。
平和行進も同様です。このような活動で核兵器をなくそうという自分たちの意思表示をする。それが大切だと思います。
本日これから暑くて大変ですが、脱水に気をつけてください。ともにがんばりましょう。
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・以前書いたと思いますが,(書いてないかも)当院の管理会議で,輪番でマネジメントのミニ学習会をしています.そこで,本日は病棟の師長さんが「目標管理におけるコーチング」と言う題でレクチャーしてくれました.その中の一文をご紹介します.
「管理の役割は,適切に教えアドバイスできることではなく,相手にいかに気づかせることができるかである.」
・自分の経験から,アドバイスするのはそれなりにできますが,なかなか相手の気づきを促すというのは,むずかしいことですね.
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・今朝起きて自分のブログサイトを見ていると,セシルマクビー(CECIL Mc BEE)のトラックバックが貼ってありました.どうやって私の様な超マイナーなブログを見つけるのでしょうか?そういうソフトがあって,手当たり次第に関係すると思われるところに張り付けていくのでしょうか?
・セシルマクビーを知らない方は,トラックバックを見てください.(私も全然知らんけど)
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