・『ブッシュ妄言録』『ブッシュ妄言録2』(フガフガ・ラボ編。ぺんぎん書房)という本があります.どちらも現ブッシュ合衆国大統領の様々な場面でのおもしろい発言が載せられています.ex. 小学生に,「ホワイトハウスってどんなところ?」と聞かれて「白いよ」と応えたり、手とリスト(→訂正「テロリスト」)に関して「一言イヤミを言わせてもらおう。彼らは昼間のテレビを見すぎだ。」といったり。 結構笑えます.うちの長女もバカにしながら笑っていました.
・その中で,よくイランや北朝鮮の核の問題ででてくるIAEAをブッシュ大統領がIEAEと言い間違えたというのがありました.私も時々分からなくなるのですが...
・IAEAはInternational Atomic Energy Agency (IAEA)で、国際原子力機関と訳されています。
・IAEAときくと私はIARCを連想します. IARC=International Agency for Research on Cancerは世界保健機関(WHO)の外部組織で,「国際がん研究機関」と訳されているみたいです.Wikipediaによると,「1965年、WHO総会で、発がんのメカニズム、疫学、予防等の研究する組織として設立が決められた。」とのことです.
・そこでは,人に対する発ガンリスクを下記のように五つに分類しています.これは,以前紹介した産業衛生学会と同様だと思います.
Group 1: The agent is carcinogenic to humans.
101種類あるそうです。
Group 2A: The agent is probably carcinogenic to humans.
69種類
Group 2B: The agent is possibly carcinogenic to humans.
245種類
Group 3: The agent is not classifiable as to its carcinogenicity to humans.
516種類
Group 4: The agent is probably not carcinogenic to humans.
1種類
Wikipediaに載っていた日本語訳は以下のとおりです。
グループ1:発がん性がある
グループ2A:おそらく発がん性があるグループ2B:発がん性があるかもしれない
グループ3:発がん性を分類できない
グループ4:おそらく発がん性はない
・Wikipediaによると化学物質の種類は以下のようになります。
アメリカ化学会が発行している Chemical Abstracts 誌で使用される化合物番号(CAS登録番号)が付与された化学物質の数は約3000万種であり、うち工業的に生産されているものは約10万種、世界で年間1000トン以上生産されるものは5000種程度とされる。
と、いうことで、これらの発がん性を調べるのは大変なことだと思います。
・IARCのWebsiteにはさまざまな情報があるようです。本日は、以下のような文献をみつけて読み始めました。
Exposure to occupational carcinogens and social class differences in cancer occurence
P.Boffetta, et ali.
・この文献の最初に以下のような記載がありました。
It has been estimated that occupational exposrures are responsible for about 4% of all human cancers in industrialized countries.
ということは、100人見たら4人は職業関連。日本あちこちに癌センターがあるわけですから、いっぱい職業癌の報告があってもよさそうですが、私はあまり知りません。そういう報告がみれる文献やWebsiteをご存知の方は教えてくださいませ。