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厚労省の今後の流れのようですが・・・
『総合医』
来ました.
確かに良い考え方だと思います.最初に患者の振り分けを行い,必要な人のみ専門機関で診療を行う.大学病院など高度医療機関にとっても望ましい素敵な制度です.
が.
そんなに簡単に総合医なんて作れません.もちろんなるぞと思えばなれるもんでもありません.
そして気になるのはこの何かがあれば訴訟に発展する今の現状で,総合医となりたいと思う開業医はいるのでしょうか?
一通り条件となる研修を受け,ある程度勉強をし,はれて『総合医』の資格をとったとします.そして患者を診て万が一本来の専門領域とは異なる疾患を見逃してしまったら?そして訴えられたりしてしまったら?
そして厚労省がこの手を話をするときに必ず出すお話.ある意味伝家の宝刀と化している気がしますが,
これが来ました.ただ注意すべきなのは,診療報酬改定で確かに上乗せがくるでしょう.そして資格を取る上でのデメリット(これについては決して触れることはないでしょうがw)を乗り越えるためのはしごを準備し,数年経過して総合医が十分に数が増えた頃,間違いなくそのはしごを取っ払う=診療報酬カットがくるでしょう.
これだけ今の現状でまずいとわかっているのにそれでもconstantに医療費削減に向かう今の政策の流れからして必然といってもいいと思います.
これまでにも同じやり方が何度も行われてきています.
ただ,何かしらか今の現状を打破する必要はあると思います.私自身もこうしてケチをつけることは出来ても,代替案はイマイチいいものが浮かびません.けれども,また見切り発車しそうなこの方法は,首謀者が今の厚労省と言う時点で期待はしていません.
ところで総合医というからには,当然内科全般,簡単な外科的処置はもちろんの事,いわゆるマイナー科も含まれるんでしょうか?その辺の枠組みもこれから煮詰めていくんでしょうが,私はこの先勉強を続けていっても総合医にはなれそうにはないです^^;
はて,これはいかがなものかw?
厚生労働省は、専門分野に偏らない総合的な診療能力のある医師を増やすため、新たな診療科として「総合科」を創設する方針を決めた。
能力のある医師を国が「総合科医」として認定する仕組みを整える。初期診療は総合科医が行い、必要に応じて専門の診療科に患者を振り分ける2段階方式を定着させることで、医療の効率化を図り、勤務医の労働環境の改善にもつなげる狙いがある。日本医師会にも協力を求め、5月にも具体策の検討に入り、早ければ来年度中にもスタートさせる。
総合科は、「熱がある」「動悸(どうき)や息切れがする」「血圧も高い」など一般的な症状の患者の訴えを聞き、適切に治療したり、専門医に振り分けたりする診療科を指す。同省では、開業医の多くが総合科医となり、いつでも連絡がつくかかりつけの医師として、地域医療を支える存在となることを期待している。
医師が自由に看板を掲げられる内科、外科、皮膚科などの一般診療科とは区別し、総合科医を名乗るには、同省の審議会の資格審査や研修を受けたうえで、厚労相の許可を受けなければならない。国が技量にお墨付きを与えるこうした診療科は、これまで麻酔科しかなかった。
日本の医療現場はこれまで、日常の診療を行う診療所(開業医)と、24時間対応で入院と専門治療に当たる病院との役割分担があいまいだった。このため、胸の痛みやめまいなどを感じた患者が、どの医療機関にかかるか迷った末、大事を取って専門性の高い病院に集中。軽症患者から救急患者まで多数が押し寄せる病院では、医師の勤務状況が悪化し、勤務医の退職が相次ぐ一因にもなっていた。
同省では、総合科導入を「医療提供体制を改革する切り札」と位置づけており、5月にも医道審議会の専門部会で議論に入る。将来的には、診療報酬上の点数を手厚くすることも視野に入れる。
能力の高い総合科医が増えれば、初診の患者が安心して総合科を訪れるようになり、「3時間待ちの3分診療」と言われた病院の混雑緩和にも役立つ。例えば、疲労を訴える高齢者が総合科を受診した場合、高血圧など基本的な症状の改善は同科で行い、心臓などに深刻な症状が見つかれば、速やかに専門医につなぐ仕組みを想定している。
厚労省とは別に、今月から「総合医制度」の具体的な検討に入っていた日本医師会(唐沢祥人会長)も、総合的な診療能力のある医師の養成で同省に協力していくことを確認。総合科の創設についても、「患者が求める方向であり、異論はない」(地域医療担当理事)としている。
2005年10月現在、全国の病院(病床数20床以上)の数は9026で、前年比0・6%減。一方、診療所(同20床未満)は9万7442で、前年比0・4%増となっている。
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