2007.12.18 10:51 |  その他(医療関連)  |  jinen  | 推薦数 : 0

チンピラの薬物中毒

看護室のそばのリカバリーというか重症室で騒いでいる男がいる 一見してその手の筋の30代男

北海道の刑務所を出てきたばかりらしいが眠剤とハロペリドールを大量服用してレベルダウンで救急搬送 病弱そうな母親が付添ってはいるものの息子の暴言には何もいえない

主治医は他のドクターでしたが、退院の決定を話していたところ男は母親の座っている椅子をけり始めた この一部始終はモニターカメラでかたずを飲んで見ていた これはいかんと リカバリーに入っていって なだめようとしたならば 矛先がこちらに向き あわやという状態・・火に油をそそいだ様な状況に

背中を向けて看護室に戻るも 更に騒ぎまくる これはやはり暴力行為覚悟でいかんば その場は収まらないか?そしたら警察呼べば終了  男は俺を呼び続けているカテコラミンがどっと出続けている 外に出れば更に火にガソリンを注ぐようなものと皆に止められ 事務型背広組みが多数集合 壁をけり続ける男  俺を呼ばねば納得しない様子で よっしゃしょうがないわと 外に出て 謝罪(謝罪する理由はないのであるが) と、どなたか男の前に立ち諭している たまたま親分が入院中でした 手のひらを返したようなおとなしい態度で 気合をいれて外に出た私は  一体・・・・ こわばった顔の筋肉がとけるまでには そのご数分を要した あぁ コワッ・・・・

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2007.11.02 09:29 |  その他(医療関連)  |  jinen  | 推薦数 : 0

慣れてしまったのは・・・

昨日、友人のお母さんの訃報があり夕方行ってきた

次々と訪れる 焼香客に お辞儀を繰り返す姿は眼に残った 

 

普通、人は 長い一生のうちでもせいぜい数回しか   

人が亡くなくなる瞬間やその姿を見にすることはないが  

我々は その場に幾度も臨み そのたびに死というものが身近になり

慣れさえ生じているような気がする 

 

それがいいことか悪いことかは分からないが

死というものに対する不安を軽くさせてあげながら 

その期を迎えさせてあげるような努力と確固たる自分の死生観をもつ必要はありそうだ

                   

 

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2007.08.29 13:06 |  その他(医療関連)  |  jinen  | 推薦数 : 0

そんなことでは医者は増えない

医学部定員増 地元枠で (リンクしてます) 

厚労省・文部省・総務省での会議ですが、すっきりとした制度作りと透明性、そして結果を論議して更なる良い制度つくりを目指す さすがに官僚様の考えることは理論的で流れが分かりやすく うつくしいもので感激してしまいます 一部抜粋

対象県が講ずべき措置

当該県の増員後の医学部定員の5割以上の者を対象として、同一県内又は医師不足県での特に医師確保が必要な分野における一定期間の従事を条件とする奨学金の設定。この場合、地元出身者以外の奨学金被貸与者の割合の上限は6割とする。
養成増を必要とする県が、奨学金を貸与する医師の卒業後の活用・配置の計画を策定し、国(厚生労働省)に協議

相変わらず、読みづらく 分かりにくい文章構成 こういうふうに書きなさいと上が指導するのでしょうね 頭の中はまだ明治維新みたい さらに医師不足の県という意味合いでたかだか八行の文章中で対象県・当該県・医師不足県・養成増を必要とする県と4種類の単語を使っています これもそう指導されるのでしょうなぁ 通常の頭だと同一語句で統一するほうが美しい

・・・卒業後の活用・配置・・・中央が地方のことをどこまで理解しているのでしょうか 地方で研修してからこういうシステム作りしないとダメでしょう 地方に行くのは出世の望みがたたれ 天下りするときだけですから天下り先がいい業績上げるはずがない

医者が足りないのは 少なくとも今の研修医制度ができてからなのは明らかです その体制を続ける限りは関連病院・派遣病院での医師の数は増えず 日常臨床で疲弊し更に医者は減っていくでしょう 

大きな間違いの平面に、見てくれの良いものを積み重ねてもうまく行くわけありません 机上の空論という言葉は彼らのためにある 

また、こんなことも言ってます

小児科医・産科医の広く薄い配置を改善し、病院勤務医の勤務環境の改善、医療安全の確保を図るため、以下の手順により、集約化・重点化を一層推進

医師不足から集約化・重点化したことで奈良県では国循まで搬送して妊婦が死亡したり、更に救急車が事故起こして妊婦流産なんて事故が起こるのではないだろうか 考えていることが全く現実にそぐわない 公僕ならもっと頭使って仕事してくれよ

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2007.08.16 17:36 |  その他(医療関連)  |  jinen  | 推薦数 : 0

そしてちょっと古いですが

理想の生活というか、善い時代の町医者いや山医者として見川鯛山という人がいたのを知っているでしょうか?

那須湯元で生まれ、開業 地元の年寄りたちを実名で?医療従事者の守秘義務も守らずに書き物にしていました

いい時代だ ちょっと間違えば訴訟の現代に比べると何とおおらかなことか というか医者と患者の関係が今のように希薄でなかったためか  診療上ちょっとこの患者・家族は危ないかな?と思ったときには再三再四こちらから説明(ムンテラ)します・・・・・おおっと「むんてら」と入力したら「説明」も次候補で上がるぞ!私の辞書は医学用語辞典だったか知らん?・・・・・・

ムンテラでは専門用語は避けますが なるべく図を多用して行います 何度も説明する機会を重ねると なんとなく態度が緩んできます 今まで腕組みしていたのが 口元に手をそえたりボディランゲージの変化がでます 彼らの理解率はいくら詳細に話しても半分程度でしょう これは理解力がないということではなく専門知識のベースがないという意味ですが それでも繰り返し話していると質問してくるようになります

最初からこちらに不信感を持っている家族は、あからさまな場合はテープレコーダーを持っていました。メモを取る場合も二種類います 一つは別の家族に説明するのにとる場合 もう一つは自分たちの側に有利な言葉だけを書き取る場合 私はなるべく家族にメモを取らさず自分が書いたものを渡します わからなかったら途中で聞くようにといいながら 最後に書いた物を渡します  その紙に書かれた私の文字は汚くて読めないことが多々あるのですが・・・・・

 

話がそれましたが、我々がいきなり原子力発電所のシステムについて説明されても全く分からないように、患者・家族もそんな感覚で我々の話を聞いていると考えて対処します

だんだん話をしていくと少しく雑談(語弊があるかもしれませんが患者の状態ではなく患者家族のプロファイルを聞いてもいいような感じ)してもいい雰囲気が生まれてきますが こういった関係になるのであれば、もし診療上の合併症(明らかな医療過誤ではない)が起きた場合でも即訴えられることはなくなるのではと考えます 

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2007.08.16 16:24 |  その他(医療関連)  |  jinen  | 推薦数 : 0

理想の生活とは

週3回外来して、月2回当直、待機が3,4回

研究日は土曜日ですが日曜日はちらっと病棟を見る

入院患者は平均すると15,6人くらいであまり多くはないけれども、肺炎から心不全、脳梗塞、悪性腫瘍ときに心筋梗塞とさまざま

寝たきりももちろんいるがなるべく療養型へ送る

患者層も様々、田舎ですので その筋関係の者もいる

理解力のない患者・家族も多く、これもまた非常に面倒

当直は3時間眠ればいいほうで翌日はかなりヘロヘロです

では理想の職務形態はというと

まず当直・待機がないこと

週3日くらい日勤で外来か、検診業務がいいかなぁ

若干漢方処方をかじっているので外来も緊急性のないものがいいなぁ

休みの日は山に行ったり(ここは山からは非常遠いですが)渓流に行ったり(ここは渓流からも程遠いですが)海に行ったり(海は10分です)といった生活はまだまだ先のようです

3年前に、卒業した東北地方都市から20年ぶりに出身地近くの現在地へ。今までしていた呼吸器外科も医局もやめ、新たに内科として入職。ニセ内科あるいはナンチャッテ内科と自分で意識して、はるか昔の記憶をたどったり勉強しながら何とかやってます。

外科術後のストレスを感じなくなったのはいいことですが

最近は外来で見ていた比較的高齢の患者が実は胃癌であったり、実は膵腫瘍であったりと 症状なくても定期的に外来で検査を進める事の重要さに今更ながらきずきました。

理想の生活のために 訴えられるようなことがないような自分の身を守る体制でいかねばならんと思う昨今です

 

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