塗装はベタベタ厚塗りで 本来の金型にあった微細なラインが分からない
その線をなぞるべく見つけたのが 革針

これは先端が約0.2mmで三角になっている角針なので
ラインを描くには良いが肉眼ではずれること必至
そこでふと思い出したのは10年ほど前に子供たちに野外観察させるべく買った
ニコンの携帯型実体顕微鏡ファーブル 20倍

これをのぞきながら2,3cmのヘリコプターのベタベタ塗装を落としたりライン彫をしたりした
肉眼で見る分にはきれいに仕上がりつつある
写真をアップするのはもう少ししてから
しかし問題は革針が、とがりすぎているということ
平面の切削には不便である
平刃の彫刻等の小さいものがあればよいのだが
1mm以下のものなんて売ってない
ならば、作ってしまえということで ワイパーゴムを保持するために溝にはまっていた幅7mm厚さ2.5mm長さ600mmのステンレス棒を取っておいたのを思い出した
先端を凸型に金ヤスリででけずり、最終的に幅0.3mmとした
やするのに折れないよう細心の注意を払った
さらに先はテーパがけして刃先を作り、砥石でといで
ミニミニ平刀の完成
これだとちょっとした平面なら削ることができるようになった
革針、平刀いずれも長さが6,7cmにて作業がずらいので、浮き作りで余ったカヤの棒と、それより硬いラミン棒をつけて作業性を良くした
顕微鏡見ながらの作業はかなり疲れる
手術のようでもあるが手術と大きく違うところは、美しさを求めるのみで目標がないということで自分の納得のいくところまで延々と作業が続くのである
そしてその作業中には、視野外で細かな部品が頻繁に壊れていくのも事実なのであり、美しさを求めるにはそれなりの犠牲が必要なのであった
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