先日一時間かけてムンテラした患者は、その日から血圧が下がり尿量が減り、状態は更に悪化しました。病状は進むのだと再三、説明したもののその日から具合が悪くなるのはちょっとまずい・・・今後更に呼吸状態が悪化した場合、人工呼吸器をつけるかどうか、先日は聞く余裕がなかったので再確認
呼吸器つけてもそれほど長く持つようには見えないけれど やるだけやるのは一向に構わない ただ本人かわいそうかもなんて独りよがりの判断・・本人に聞いてみるがよく理解できていない 結局家族に完全回復は不可能に近いこと、意識もなくなり、会話もできずという挿管した場合の状況を説明し 自然経過に任せることに決定しました 一生懸命な長女も納得した様子
いつもこういった場合に思い出すのはBJで本間先生が亡くなるときの状況
「なぁ、君、人間が人間の生き死にを左右しようなんて おこがましいことだと思わないかい」
「あとどのくらい?」と家族に聞かれて「そんなこと分かってたら医者なんかしてないよ」とよく言う人がなくなるときは引き潮だとか、ろうそくは消える前に、ぱっと明るく燃えるとかいいますが 妙に今日はいつもより少し元気だなと思っていると逝く事がよくあるような気がする 人の命というのはどこにあるのだろう もう肉体から離れてしまったのだろうか そう思って病室の天井をみあげたことが少なからずあった
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