< そしてちょっと古いですが | メイン | 大丈夫ですか? >
2007.08.17 16:59 |  診療  |  jinen  | 推薦数 : 0

漢方って 和漢内科 わかんない科

ツムラが「・・漢方にしてください・・」というCMを流してますが これは太陽薬品の「ジェネリックにしてください」とかぶって聞こえてしまうのは気のせいだろうか?

以前バイトで当直していた個人病院で院長が外傷性頚椎症候群(むちうち症)に葛根湯を処方していたのを奇異な感じを受けました

本当に効くのか??なんていうとm3com掲示板から書き込みされそうですが 患者に「・・漢方にしてください・・」といわれ処方できる人がいるのでしょうか?漢方では千葉大系の先生が多いようで、寺澤先生の本は私も持ってますが 買ったばかりの頃、覚えたのは「漢方ではなく和漢内科です」「そう わかんない か」と言う駄洒落ともつかない記載 「症例から学ぶ和漢診療学」は初心者には診断スコアなるものがあり 一見とっつきやすそうですが、実際臨床には使いづらい感じがします

でもまあ「・・漢方にしてください・・」っていわれたら風邪くらいなら処方してもいいのかもしれない・・葛根湯医者

漢方、今では呼吸器疾患漢方治療の手引きとか消化器では六君子湯、大建中湯などの発表も増えている。漢方かじりにとっては胸やけには六君子湯、PPIよりも安中散が効いた症例があるし大建中湯が術後のイレウス防止に効くというがいわゆる「証」が合っている人はほとんどいないと思う。

漢方使う人にとって常なのは「・・よりも効いた 症例 がある」とか「証が合っての漢方」というがに「・・だから・・を投与した」という客観的評価が乏しいことだ。脈診とか腹診とか言うが初心者の自分にはよくわからない

ただ今まで30年も続いていためまい、ふらつきが苓桂朮甘湯で軽快した症例があったり ふつうの薬では治りにくいものも直せる可能性がありそうなことは事実であろう。今後の勉強にかかっているのである

「・・漢方にしてください・・」 むづかいしいけれども、criticalな症例でなければ 使用する意味はあろうと葛根湯医者

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/NS/20070817/1/trackback

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。