「先生、検査お願いします」「はあ、いいですよ。でもいつもは人間ドックうけてるんじゃないですか?」
「ええ、でも後期高齢者になったら、ドックをうけられなくなってしまったんですよ」
「・・・それは誤解があると思いますよ」「えっ」「<うけられない>じゃなくて<補助が出ない>ということで、全部自費だったらうけられるでしょう」「そうでしょうか、でも、何とかお願いします」「ほんと、お役所仕事に現場は振り回されるんですよね・・」
官僚OBの後期高齢者は、さぞかし「高貴」な扱いを受けているから、わからないんでしょうねえ
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「先日後期健診うけてきまして、異常なしでした」「そうですかよかったですね」
「で、今日は胃カメラやっていただこうと思って」「いいですよ、じゃあ血圧測ってみますね・・・・あれれ、すごく脈が遅いですよ」「そういえば最近めまいがしますけど」
・・・中略・・・
結局、この患者さんは「完全房室ブロック」という状態ですぐに大病院に紹介してペースメーカーが装着されました!!
(後期健診ではこれまであった貧血、心電図検査が省略されています)
みんなでウエストはかって一喜一憂している!と、外国でも笑われているんですけどね
(今年からうちは特定(メタボ)健診の受付をやめました、短いですがこれがその理由です)
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現在、市の基本健診実施中ですが
「生活機能評価表」の設問の一番目が「バスや電車を利用して一人で外出していますか」
聞きたい趣旨はわかります、もちろん、ただ・・
この町では隣町にでも行かない限り電車は使わないし
バスも本数が減って使えません
ここを「いいえ」に○した人にきいたら「だってほとんど自家用車ですもの」「・・・ですよね」
まあ、現場をあまりわかっていないお役所の考えは評価できますけどね
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「先生、わたし今度東京に旅行に行くんですけど、はしかが流行ってますよね」というのは60過ぎの女性。
「わたしは自分の子どもがはしかで高熱出したときもなんともなくて
予防注射もおぼえてないから、大丈夫か調べて欲しいんですよ」
「う~ん、はしかが強いウイルスだから怖いんでしょう?」「そうです」
「じゃあ、子どもの看病して、かからない方が難しいと思いませんか?」「??」
「まあ、ご心配でしょうから調べてみますけどね」
後日「やはり大丈夫、抗体は陽性ですよ」「まあ、よかったわ。これでもう一生安心して暮らせますわ」(・・・・どうぞ、おしあわせに)
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「このあいだ職場で健診がありまして」「どうでしたか、結果は」
「ええ、全部異常なしでした。一応持ってきましたが」「どれどれ
・・・そうですね、検査結果は異常ないようですね」「はい」
「でも、Rさん、だいじなことが抜けていますよ」「えっ!?」
「たばこが1日30本、お酒を毎日3合」「まあね」
これらは異常値じゃないですけどものすごい危険信号なのです!!
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「いつもの薬と、シップ、それに心電図お願いします」
「動悸か何かするんですか?」「いいえ、しばらく検査してないがら」
「まあ、やるのはかまいませんけど・・(保険が、ぶつぶつ)」
「いつもの薬と、下剤と、睡眠薬下さい」「便秘なんですか」「ええ」
「それに、眠れないんですか?」「んだす」「何か原因で思い当たることとか・・・」「睡眠薬もらえれば良いんですけど」「・・・」
(主訴→診察→検査→指導・処方・・・という流れは崩れ去る)
なんかいわれる順番が違うような気がするんですけどねえ
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「わたしはこの病院にお世話になってるから、健診やらなくても、だいじょうぶでしょ」
「でも一度も検査してないじゃないですか、何もしないで大丈夫とはいえないな~」
「ごらんのとおりどこもなんにも具合悪くないから大丈夫」
「みんな具合悪くないけど安心のために健診受けてるんじゃないですか」
「むかし会社に勤めてるときは毎年やってね、異常ないって言われたんだ」
「それはいつごろですか?」「そうだね、もう10年になるね」
「わたしは健康に自信があるんですよ、ぜったい病気にはかかりません」
「・・・・それは頼もしいですね」
秋田県でもうちの周辺は健診受診率が低いです(そのせいかガンの死亡率も高い)。敵はてごわいですね。
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「このあいだ、デイサービスに行ったら、すごくたくさんいて、びっくりしました。その半分が車イスなんですよ。私なんか、これでも元気なほうですからね、楽しかったわ」
「それは良かった。でも、あんまり元気になると
(介護度が良くなって)もう来なくて良いっていわれるから、
(そこに通いたいんなら)『適当に元気』でいないとね」
まったく、励ましていいやらビミョーです
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「最近、佐藤さんかおみねえばって(顔見ないけど)、
どっかぐあいでも悪いんでねーのげ?」「んだな」「・・・」
というのは病院おきまりのお笑いですが
「カゼでずーっと寝込んでいて、やっと元気になったので来ました」といわれると、こちらの力が抜けます。
「それは良かったですね」としかいいようがない・・・
でも「病院に来られるだけ元気」というのは最近ホントに真実
「サロン化した待合室」なんて死語だと思うんですけどね
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「Aさん、このあいだの健診で肝機能がひっかかってますから
そのうちに、よくなったかどうか再検査しましょうね」
「ええ、そうですけど」「お酒は控えてみましたか?」
「・・・いえ、ぜんぜん。毎日飲んでます」「う~ん。せっかく健診受けたんですから、指摘されたところは改善していかないとね」
「それはわかっているんですけどね」
なかには、毎年悪いのを確認するためにドック受けているような人もいますけどね
(「検査受けた」ということで安心してしまうんでしょうね)
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